2011年2月アーカイブ

昨日はゴメンね。

昨日、夫は新しい仕事のことで、今から思えば若干イラッとして居りました。

なにやら仕事の電話も掛かってきていた。

そして夕食を食べながら世間話をしておりました。

なんだかねぇ、いつもよりも音声高めボリュームが大きいことに気が付くべきだった。

くだらない話だったんだけれど、妙に夫が食いついてきた。

メンドーなことにナルと思って「もぉいい」と話を切ったら気に入らんかったよぉで・・・・・

多分怒りの矛先は別のところにあるんだと思うけれど、夫に言わせると「今のお前の言ってることは論点が違う」と噛み付いてきたので「もぉいいわ」と話を切った。

その後はやり場のない怒りにイライラしていた夫。

私的には、アノ声のボリュームから夫の現状に気づくべきだった。

私だって後味が悪かった。

朝、夫はフツーだった。私もフツーにしていた。

でも、夫の火に油を注いだことは否めないのでココはひとつ謝っておこうと思い、

ちょっと勇気が必要だったけれど「お父さん、昨日はゴメンね」と言うと「ヘン、ナニをそんなこと・・・」と苦笑していた。

仕事のことはよくは分からないけれど、ちょっと今が踏ん張りどころの様子。

せめて家でなと、心穏やかにしてもらうのが私の今のお仕事かと思います。

ささ、今日もがんばろーっと

 

【山本 尚子 2011年2月8日】

夫からの言葉

寒くて雪の多い冬真っ只中を過ごしていても、娘のちょっと大人に向かう旅立ちの春がやってくる気配がする今日この頃です。

娘が小さい頃は、あんなことやこんなことがあったな~と感慨深くなるのは、私だけでなく夫も...のようです。

夫:「娘がいい子に成長したのは、君のおかげかな~?
私:「ん~?どのへんがいい子だと思ったの?」
夫:「自分(父親)とフツーに話すところ。」
私:「ああ~。なるほどね~。」
夫:「父親とまったく話さない子もいるっていうじゃん。」
私:「ふふふ。どのへんが私のおかげだと思うの?」
夫:「わかんないけど、俺の親とは(育て方が)違う気がする。」
私:「ほぉぉぉぉ~。」

夫は、私の陰謀により「アドラー心理学会」の学会員になりました(笑)
けれど、夫はアドラー心理学をきちんと勉強していないのでほとんどわかりません。
2010年に横手市で行われた地方会に参加して、野田先生がいたグループでテントを作るワークなどをして身体で体験しただけです。
たったそれだけですが、「自分の親と育て方が違う」と理解しているところが、『さすが、動物的勘が鋭い人は違うな~』と思います。
夫はアスリートなので、動物的勘や直感が鋭く働くことがあります。

そんな夫でも、私がアドラー心理学を知った当初は、私の子育て方法に抵抗しました。もちろん、私はその頃、パセージも受けていませんし、アドラーフェラインみちのくにも通っていませんでしたので、私のアドラー心理学っぽい子育て方法はぎこちなく、薄っぺらいものだったのだと思います。

私は「あなたも私のようにしてくれ!」と訴えました。
けれど、上手くいきませんでした。
上手くいくどころか、反発を受けました。
アドラー心理学にもとづいた子育て方法は 良いもののはずなのに、どうして上手くいかないのだろうかと悩みました。

それから、アドラーフェラインみちのくに通い、パセージを受けて、わかりました。

パセージの31-Lに書いてあります。

1.家族に宣伝しない
2.まず自分が実践すること
3.あなたが変われば家族も変わる

まずあなた自身が新しい子育ての考え方とやりかたを十分に身につけることです。そうして、子どもだけではなく、配偶者やその他の家族を勇気づける力を手に入れることです。~他人を変えることはできません。まず、あなたご自身の考え方ややり方を変えることです。

ここの言葉を知って、『ああ、その通りだ』と思い、それからは夫に押し付けなくなりました。

夫は、もう忘れているかもしれませんが、私がアドラー心理学を押し付けていたとき、「俺は親からそう育てられてきたのだから、俺も親のように育てる。それで、俺はちゃんと生きてきた!」と言ってました。
私が夫の勇気をくじいたので、わたしのやり方に感情的に反発したのだと思います。

あれから、数年が経ちました。早いものですね。
夫から、最高の勇気づけの言葉をいただきました♪


【樋沢 律子 2011年2月3日】