2014年12月アーカイブ

アドラー心理学効果・・・!?!?

先日の夜、全国で展開をしているあるカフェに行った。
その時、私が注文したのは、ベトナム珈琲。
しかし、飲んでみると、普通のブレンドだったので、
店員の所に行き、
「これ、注文したベトナム珈琲と違うよ」というと・・・
  
なんと!店員は、
「ベトナム珈琲とはね・・・」と、説明をしだした。
(おいおい・・・)
「あ、だから、それと違って、
 普通のブレンドになってるって言ってるんだけど・・・」
 
 
すると、その店員は、「アッ!」と言い、嫌な顔をした。
 (嫌な顔とは、私の受けとめ方だけど)
 
 
そして、別の店員が、ムッとした顔で手を差し出し、
「じゃ、入れ替えます」。
 (このムッというのも、私の受けとめ方)
 
 
さらに、後から来たお客の注文を、
先に処理をされて、
結果、一番後回しにされた・・・
(「マジ」って感じ・・・)
 
 
しばらく待って、ようやく・・・
小さな声でボソボソっと「スイマセンでした」と、
入れ直したベトナム珈琲を手渡されました。
(この時点で、はじめてのスイマセン)
 
 
私は、「ありがとう」と言って、
そのベトナム珈琲を受け取りました。

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私、こういう店員の応対が苦手で、
どうしてもすぐ怒ってしまう・・・
で、私がよく陥るパターンは・・・
「接客態度がなってない!」
「なんだ、あの愛想の悪さは!」
「間違えたんだから、ちゃんと謝れよ!」
「間違えた上に、後回しかよ!」
「まともにお詫びもできないの!」
「これから、この店は、もう二度と行かない」

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が、その時は・・・
いつもとは違う選択をした!
 
 
そりゃ、注文を間違えてくれない方がいいけど・・・
間違うことは、誰だってある・・・
そりゃ、愛想よく対応してくれ、
お詫びの言葉もあった方がいいけど、
別に、それを求めている訳ではない。
 
 
私がして欲しいことは、
間違えたモノを取り替えもらうこと!
 
 
そして、たぶん、店員に対して怒ってしまうと・・・
せっかく、ベトナム珈琲を飲んで、
ゆったりしようとする時間まで、だいなしになって、
何のためにそのカフェに行ったのが分からなくなる・・・
 
 
ということで、
陰性感情(マイナスの感情)が、
少しは発生したが、
それを最少で納めることができた。

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ベトナム珈琲を飲みながら
以下のように自己分析・・・
もしかすると、店員が全員、新人さんで、
余裕がまったくなく、かなりテンパっていたのかもしれない。
であれば・・・
私は、あの人達を勇気づけする行動もできたはず・・・
う~ん・・・
(これは、今後の課題やな)
 
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しかし、これは、私が典型的に怒るパターンだ。
陰性感情に
-5から-1までの点数をつけるとしたら・・・
従来なら、このパターンは、
-4とか、-5ぐらい怒っているかもしれない。
(「悪いあの人、かわいそうな私」ということだ)
が、この時は、-1ぐらいか・・・
しかも、スッと短時間に怒りがなくなっている。
という意味では、
この体験も、よい学びの機会だ!
  
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こういう対応が、
日常生活の中で、少しずつできるようになってきたのも、
アドラー心理学を学んだおかげだと思っています。


【山崎 勝 2014年12月1日】