2015年4月アーカイブ

最後の小学校入学式

今日は末娘の入学式でした。
体も大きく、よく食べ、運動神経もよく、とっても大人っぽい話し方をする子。
保育園でもあまり困った覚えがない。

でも今日ハッとしたことがいくつもあった。

まず、いつも盛り盛り兄より姉より食べる朝食が今朝は入らない。
そういえば運動会の朝もそうだった...

入学式を終えて帰宅する際、家めがけて猛ダッシュ、家の前ですごい転び方をした。そこで、張り詰めていたものが切れた。
その後痛みが落ち着いて、お昼寝をたっぷりした。

すっご〜〜く頑張ってたんだな^_^と思った。
しっかりしてるからついその頑張りを見過ごしてしまっていたのかもしれないなあ...と。当たり前じゃないんだな...と。

お昼寝の後は、今日から初めて兄とスイミングへ送迎バスに乗って行った。
例年は今週から仕事なのだが、今年はありがたいことにお休みだったので、
『初めて』を見届けようと、私もバスの後を車で追いかけた。

バスから妹を気遣いながら兄が一緒に降りてきた。ありがとう...

そして、来週から1人で着替えるであろう更衣室をそっと覗いてみると、一生懸命頑張って着替えている姿があった。

そしてふと、今は妹を気遣い助けてくれている兄も、3年前の初めての日、こうして1人で頑張ってたのかなと思ったら、ジーンとして泣けてきた...
忘れ物をしたり、困ったことがあっても受付の人や年上のお友達に助けてもらって、いろんなことを学んできたんだろうな...と、感謝の気持ちでいっぱいになった。

今日はたまたま仕事が休みで、こうして末娘の『初めて』を見守り、一緒にいろんなことを確認し、見届けることができて、また改めて子ども達が一生懸命頑張ってることに気付けて本当によかったなと思った(*^^*)


【村田 千恵子 2015年4月7日】

ルール

ある日夫が娘の食事がお喋りで進まないことに対して怒ったことから、

家族会議で『食事を楽しく食べるとは』を話し合った。

みんなで話し合って、試しにやってみようと合意が取れたルールは、

『食事をしているときにはお話をせず食べることに集中する。』


夫は、少しならしゃべるのもいいんだけど、とか、
娘は、少しって何ならいいの?とか、
私は、刑務所じゃあるまいし別にこのままでいいじゃん、とか、

お喋り自由/完全沈黙、の両極端の間に合理的なルールを設けにくかったことから、
とりあえず完全沈黙を体験してみよう。ってお試しルール採用となったわけ。

そして先日、やってみてどうだったか、
このルールを今後どうするかを話し合った。

すると面白いことに。

ルールに対してどちらかというと『変えさせられていた』感の強かった娘と私は

案外食事中は食事に集中して、終わったら何にも気にせずお喋りするってのも悪くないなと思っていて、

問題提議をしてどちらかというとルールを施行した側の夫は、

数少ない家族との食事が無言なのは残念で寂しい、やっぱりつい話してしまいたくなると思っていた。

おもしろいなぁ・・・・・。


じゃあこれからどうする?を話し合って、

夫『・・・』
娘『別にいいよ、このままで。30回噛むのも忘れないから黙ってたほうがいい』
私『わたしも、黙ってご飯食べるとご飯を味わえてなかなかよかったよ』
夫『・・・そうか』
私『ご飯食べ終わったらみんなでお茶飲んでお喋りする時間を作るのはどうかな』
娘『そうだね、今まではご飯食べたらテレビ見たり携帯見たりしてお喋りしてなかったもんね』
夫『・・・う・・・』

最終的にはみんなが納得して、

これから2週間、ご飯中は完全沈黙+ご飯後お喋りお茶タイムをする、というルールを、やってみることになった。

みんなで体験してみて、そしてみんなでルールを作って、また話し合ってルールを変えていって、

なんだか『私たちのルールを作る』って、とっても楽しいなぁと思った。

体験しないことには本当のところはわからないものだってことも、よーくわかった(*^^*)

また2週間とその後の話し合いが、今から楽しみだ。


【久郷 緑 2015年3月30日】