2016年2月アーカイブ

多忙なときこそ!

人からの印象とは裏腹に日頃はのんびりした毎日を送っている私。が、今、恐ろしく多忙な日々。

パセージに集中するためいつも以上に余裕を持たせたスケジュールにしていたはずが、想定外のトラブル(?)で切羽詰まった状況が続いている。

1つ終わりが見えると次の課題、また次の課題と気持ちが忙しい。

でも、そんなときでも子どもたちの日常は変わらない。「友達の家に行くから送っていって」とか「お休みの日はどこどこに行きたい」とか「今から工作するから何色の画用紙を出して」とか「寝る前みんなでゲームしよう」とか「今日は一緒に寝よう」とか「ムリならベッドまで送っていって」とか、お構いなしにいろいろ言ってくる。数分の時間が惜しいのに「今日はボクがごはん作るわ!」とか言ってくる。(笑)

いつもなら「はいはーい、分かったよ~」と快くお引き受けすると決めていることも、さすがに「げっ、今か!?」と閉口してフリーズしそうになることもしばしば。感情に点数をつけるなら確実にマイナス。

以前だったら「ムリ言わないでよ!」とイライラ怒り口調で返事したり、忙しい素振りをPRして聞き流して無視したり、努めて冷静に「ママが忙しいの分かってるよね?ママ、忙しいから協力してってお願いしてるよね?」と嫌味っぽく子どもを責めたりしていたと思う。では、今は!?

「忙しいのは私の都合で私の課題だもんな~」と心から思うようになっているようで、①今片付けてしまいたい仕事の手を止め潔く諦めて、子どもの方を向く。おぉ、パセージの『話を聴く』じゃないか~。

②中断するのがムリなときは「ごめ~ん、どうしても今これやっちゃいたいんだ。少し待っててもらうか、他のことを考えてもらえると助かる!」と心から伝える。これはパセージなら『ふたたび勇気づけ』なのかな~?

子どもたちは、私が今忙しいのを知っている。でも、だからと言って特別、私に気を遣って配慮してくれるほど大人じゃない。

だけど、私がマイナス感情をもたずに関わる工夫や努力をするだけで、その場面場面で「自分にできる協力」をしてくれる!

些細なことばかりだけど、そんな小さな協力に助けてもらって、この多忙な毎日をむしろ「いい時間」とさえ思いながら乗り切る日々☆

パセージはちょうど3章が終わったところ。3章最後のページの最後の段落「4.子どもを援助しよう」が身に染みる。

"人間は一人で生きていくことはできません。いつでも誰かの手助けがないと生きていけないのです。子どももそうですし、大人もそうです。ですから、親は子どもを援助しなければなりません。もちろん、子どもも親を援助してくれます。そうして助け合って生きるのが家族なのです。子どもを支配するのでもなく、子どもに服従するのでもなく、対等の仲間として子どもを援助して暮らしたいと思われませんか?"

心からそう思います!!!「そうして助け合って生きるのが家族なのです」の部分が大好きな私。助け合って生きています。(*^_^*)


【2016年2月10日 藤田 寿花】