2016年12月アーカイブ

パセージテキストの1ページ目に、
子育ての二種類の目標が書いてあります。

そして、
「適切な行動ができるためには、
それを支える適切な信念が
育っていなければなりません。」
とも書かれています。

私はずっと「私は能力がある」とは思えないでいたようです。

私がパセージを受けて、
パセージをみなさんへお伝えしながらも

「私は能力がある」

を、『ああ、こういうことなんだ』

と思うことができていなかったように思います。
(「能力」に関して、何度も書いている気がする^^;)

『私は家事をする能力がある』

と思っても、

『まぁ、それはたいしたものじゃない』

とか、付け足しをしていたようです。

で、、、今年、
私の『たいしたことのない』と思っていた

「事務能力」が、

『あれ?これって、人様のお役に立てるものかしら??』

と思えるようになってきました。

他の人の能力は、いろいろ見えます。

ピアノを弾く。歌を歌う。物を作る。料理をする。
などなど。

『それに比べて、私は、「電卓叩く」だけだなぁ。
たいしたことないなぁ』

と思っていたのですが、

『「ワクワクしながら電卓を叩く」のは、もしかして能力??』

と思えるようになってきました。

長年、訓練されたので、
イヤイヤ電卓を叩くのではなくて、
私の場合、ワクワクするのです。

『能力って、こんな些細なものでいいのかも』

と思い始めたら、

「岩手の能力」にも気づき始めてきました。

いま、ちょっと疲れ気味なので、
なにを体に取り入れたらいいんだろう、

と思っていたのですが、

『あ、そういえば、岩手には
山ぶとうジュースというものがあるじゃないか』

と気づきました。

昔から、岩手には山ぶどうジュースというものがあって、
「女性の体にいいものだ」と
私が小さいころから母が言っていました。
鉄分、カルシウムが豊富です。

http://www.kibudou.com/

岩手は、山が多くてすごく寒いです。
だからこそ、山ぶどうの生育に適しているのだと思います。
(今は、岩手の各地で栽培しています)

「マイナス面だと思っていた部分が、実は、プラス面だった」
ということに気づかされました。

『岩手にあって当り前で、
いままで気にも留めていなかったものが、
実は、岩手のすごい能力なんだ』

と思ったら、

夫の能力にも気づいてしまいました。

「山ぶどう」の魅力って、
年齢を重ねてきた今だから、
わかるようになったのかもしれません。

山ぶどうをそのまま食べると、
ものすごく酸っぱいです。
ジュースとして飲めるようになるまで、
熟成する期間が必要なので、
『とても手間暇かかっているんだなぁ』
と思いました。

今まで気づかなくて、ごめんよ、岩手。

と思っていたら、

夫が、食事をしていて

「ゴホゴホ」とむせたとき、

『ああ、これも夫の能力なんだ』

と気づいちゃったのです。。。

夫は、汁物系をいただくとき、よくむせます。

実は、結婚してからずっと、
『この人は、すするのが下手くそだなぁ』
と、私は少しイラッとしていました。

一緒に食事をしていて、突然、
「ゲホッ、ゲホゲホ、ゴホゴホ」
と、されるのって、なんだかね。。。

でも、岩手の能力「山ぶどう」に気づいたら、
『これは、夫の能力だ。むせるチカラだ!
よかった、食べ物が変なところに入らなくて』
と思えたのです。

夫は何も変わりません。

よくむせるし、
箸の持ち方が悪いので食べ物はこぼすし、
食事中に鼻水が出てくる夫ですが、

夫の能力に気づいた私は、
それ以来、イライラせずに、
楽しく夫と食事ができるようになりました。

『夫には能力があるし、私と夫は仲間だ』

と思えるようになりました。

夫の能力に気づいたら、

『私は、なんでこんな些細なことで
イライラしていたんだろう』

と思っちゃったりなんかりして。

パセージテキスト5-Lと5-Rが
身体に染みます~。

特に、
「住み心地のよいくつろげる家庭作りをしたいですね」
と書かれているところです。

「これもまた勇気づけなんです」って。

ああ、やっぱり、パセージっていいですね。

どんと晴れ


【樋沢律子 2016年11月】