2017年1月アーカイブ

新しい家族

わが家には先月初めに家族が1人増え、大人2人・子ども3人の5人家族になりました。 

上2人は2歳5ヶ月差で、今振り返るとほんとうに大変だったのかほとんどその頃の記憶がないのですが、 
次男くんは私も子育て3回目ということもあり、一つ一つをじっくり観察しながら彼の成長を楽しんでいます。 

新しい家族を迎えるにあたって子どもたちの反応がどんなふうになるのかな?と不安もあり楽しみであったのですが、 
さすがお兄ちゃん歴が長い長男は2度目の下のきょうだいの受け入れで、おとうとくんの誕生を喜んでくれているようです。 
中間子になった長女も彼女なりにたくさんの貢献をしてくれています。 

家族みんなで新しい家族の参加を大歓迎しているのを感じ、私もとても嬉しく思っています。 


実はずーっと長男の行動で気になる行動が多かったのですが、最近の私は長男よりも長女の行動で気になることが増えてきました。 

娘はとにかくずーっと喋っています(ようにみえる)。 
思いついたように無遠慮に話しかけてきます(意見)。 
お兄ちゃんが私に話しかけて話をしていると矢継ぎ早に自分も話題をふってきます(主観)。 

私にとってそれがとってもとっても気になります。頭を休める時間も欲しいし、人に話しかける時は、相手の心の扉をトントンノックすることを学んで欲しいと思っているのです。 

私はずっと話しかけられると、返しをするのに頭をフル稼働させなきゃいけないし、ズカズカと自分のタイミングでこっちに入ってきてほしくないと思っています。 


うーーんどうしたもんかなあ、と思って一歩その視点から下がった生活をしてみると・・・ 

娘が次男くんにしきりに何か話しかけているのがみえてきました。 
例えばーーー、 
「Yくん、おねえちゃんきょうね、よーちえんでおにのおめんつくったんだよ。おにのおめんはね、こわいかおにしちゃいけないんだよ。おにのおめんはね、やさしいかおにしなきゃいけないの。なんでかわかる?おにのかおってこわくてみんなにきらわれてるでしょ、だからやさしいおかおにしてみんなにすきになってもらうんだよ。(・・・うんぬん)」←最後ら辺うろ覚えです。

(朝の一場面) 
(ぬりえを幼稚園の先生が読み聞かせをするふうに持って弟に見せながら) 
「Yくん、おねえちゃんいまぬりえをしてるんだよ。ここはね、まずピンクでぬるの。このこのかみはね、ぴんくなんだよ。ふくはどんないろがいいかなあ?Yくんはなにいろがいいとおもう?おねえちゃんはね、うーんきいろにしようかな(・・・この調子でうんぬん)。」 

こんな調子で暇あればずーーっと弟に話しかけています。次男はお姉ちゃんが話しかけているのをお姉ちゃんの方をむきながらじーーーっときいています。 
次男くんもただ寝ているよりも話しかけられている方がご機嫌だし、きっといろんな刺激になっていろんなことを吸収できるのでプラスに働いていると思います。私もその間に家事ができるので何より私がとっても助かっています! 
私が長女に対して気になるなあと思っている行動は、場面変われば、とっても素敵な行動になっていました。 

人と関わるのがすきな彼女 
お世話好きな彼女 
おしゃべり大好きな彼女 

彼女のストレンクスが、弟くんの誕生によって活かされています。 
人の強み弱みは表裏一体というけれど、それをまじまじと感じている今日この頃です。 


毎日の生活は家族の協力なしにはもはや成り立ちません(涙)他にも協力している場面がたくさんあるし、長男も彼の力を活かしながら協力してくれていますが、長くなったのでその話はまた今度にしたいと思います(笑) 

3人目の子育ては、みんなとひっくるめて、これまで以上にとっても楽しいことが増えました。

【池野麻矢 2017年1月】