2011年11月25日アーカイブ

 野田先生、お疲れ様でした&ありがとうございました!


目からウロコ的な驚きとは違いますが、これまでさまざまな形で、実践の方から学んできたアドラー心理学の公式が示されて、爽快でした。応用問題を解き続けてきましたが、今回、「これが公式なんですよ」、と初めて対面して、なるほど!と納得できました。いくつかの応用問題を解く中で、「行動の意味は、社会的文脈の中にある」ということにぴったりのケースがあって、当初、まったく別の観点から解こうとしていたので、とても勉強になりました。あぁこれについては、目からウロコでした。

尤も、公式をどのようにあてはめて解いていくのかは、これからの宿題で、しばらくは「これが私的感覚、これが私的論理」と付箋をぺたぺた貼っていく訓練が必要だと思いますが、これから宿題を解いていくのが楽しみで仕方がありません。


また、これまでパセージについて感じていた不満(?)が、なぜ起こってくるのかも分かりました。パセージを3度も受けたのに、なんだかパセージが好きになれない・・(野田先生には申し訳ないのですが)。


パセージでは、子どもとのつきあい方を教えていただきました。教えていただいたのに、なぜかある部分を実践したくないんです。だからうまくいかなくて、でもパセージにはこう書いてあると立ち戻っても、やっぱりやりたくなくて、とぐるぐるしていたんだと思います。


「パセージでは、親のprivate senseを確認する行程を省いてあるんです」と(いうようなことを)先生は仰いました。あぁそうか、と納得。子どもとのつきあい方は教えてくれるけれど、自分とのつきあい方は教えてくれないということなんだ、と。どうしてそこで私は陰性感情を持つのか、ということにはパセージでは触れないわけです。そこに触れないから、private senseを調べてみる、 private logicを変えてみる、ということもしないので、ぐるぐるしてしまっていたのだなぁと思いました。


パセージをうまく実践できていないことの負け惜しみではありません・・パセージくらいはきちんと実践すべき、とは思っているんです。でもなんだかパセージにはぐらかされているような、そんな感じがしていたのですが、これで、パセージはパセージ、と割り切っておつきあいできそうです。


後半戦が待ち遠しいです^^


【長渡 裕子 2011年11月6日】