2014年1月 4日アーカイブ


10月18日(金)~20日(日)の3日間京都で行われたアドラー心理学会の総会に参加してきました。会場は、京都駅で降りて地下鉄四条駅から10分ほど歩いた、目の前は京都らしいお土産屋さん等が立ち並ぶ、古いものと新しい物が混在した雰囲気のある街並みに隣接していました。


総会は、いくつものシンポジウムやパセージの検証発表、それにアドラー心理学で育てられた子供たちのお話や「ICASSI」に参加された方達の体験報告を興味深く聞き、改めてアドラー心理学の素晴らしさを感じました。

2日目に『学校でのアドラー心理学』のシンポジュウムは小学校で選択肢を与えたエピソードなど小学校、中学校、高校と授業の中でアドラー心理学を実践された報告がありました。

他にも、臨床の立場から、また、自閉症の人達との関わり方などたくさんの研究が発表されました。


今回、特にアドラー心理学で育てられた2世のお子さん達の発表は私も三人の子どもを育てた母親として高い関心があり、娘さん達のお話はエピソードを交えながらアドラー心理学で育てられた感想を述べ、それに、親に対しての複雑な思いや、最後に子ども達から親への感謝の言葉を聞いて胸が熱くなるのを感じました。
私もアドラー心理学で育てた親として、どもたちがどんなふうに感じてるのか興味が湧いてきて折あらば、そんな話ができたらと思っています。

アドラー心理学の大きな特徴の1つとして、プロと一般の人が同じ空間で共に学べる開かれた場所でまた一つ貴重な体験をさせていただいた事に感謝しています。
総会はアドラー心理学の最前線の研究発表でもあり、総会から地方会そして地域の活動の手掛かりとして大きな役割を担ってると思っています。
また、年に一度、日本全国から集まるアドレリアンの交流の場として大きな役割を与えてくれます。

来年の総会は地元の北九州で開催されます。
地域のみなさまの力をお借りして、総会を盛り上げたいと思っています。
総会の参加とご協力、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


                                       
【武本かおり 2013年11月】