2014年2月アーカイブ

今年1月から子育て相談会を復活させた。

この頃相談外来の予約が増えている。なかなか時間的に対応しきれないこともあるし、相談の内容によっては個別よりもグループで対応したほうがいいケースもある。そこで、毎月第4曜日の午後2時からクリニック2階で相談会を行うことにした。(以前もやっていたが、土曜午後外来をするようになってから休止していた)これまで土曜日は午後診療をしてきたが、これからは第4土曜日だけ外来診療をお休みさせてもらうことになる。

今日はその第1回目だった。まずは、参加した人から一通り近況などを話してもらう。その中でひとりの方の悩み事に的をしぼり、アドラー心理学の子育てプログラム「パセージ」のテキストを用いてその解決法を探っていく。グループで話すことのメリットは、他者からの共感の声をもらえて、事例を提供した人が勇気づけられることと、他の参加者も自分のことに引き寄せて、いろいろと考えたり、学ぶことができるというところだ。


おかげさまで、事例を提供した人にも満足してもらえたし、他の参加者の皆さんから、あらためて子どもとの関係を見なおす機会になった、次回も参加したいとの声をいただいた。少しずつ参加者が増えるといいなと思う。

(はる こどもクリニック  http://haru-kodomo.com/  院長ブログ『上藤城物語』より )


【高柳 滋治 2014年1月24日】