2015年1月アーカイブ

Re: 京都アドラーグループ例会

 今年初めての例会は、7名のメンバーが参加しました。

 始めに、総会を開きました。まず、代表、副代表、役員などを決めましたが、前年度の役員は留任し、新たに2名が役員に参加することになりました。次に、昨年度の活動報告を行いました。カウンセラーを目指す人が多いこともあって、エピソード分析の実習が多かったこと、会員数が増えたり、飛び込みの参加者もおられたりして、例会参加人数が多く、グループとしても動きやすくなったことなどがよかった点としてあげられました。今年度の活動としては、例会報告をすることを意識すること、などが話し合われました。最後に、会計報告を行って、総会は終了となりました。

 その後は、昨年末に子どもさんとのエピソードを提供していただいたメンバーさんからの報告を伺ったり、ここ1ヶ月の各メンバーで印象に残ったことを話し合いました。私は、年明けに咽頭炎で高熱を出して、週末2日間家で寝込んだときの話をしました。

 普段は、私が家にいるときは、5歳の娘が「食べさせて」とか、「だっこ」とか、(私から見ると、自分でできることをしない、という意味で不適切な行動だと思うこと)をよくしてきて、うっとうしいな、と思うことが時々あり、それで食事や外出時のときに軽い口論になっていました。しかし、私が布団で寝込んでいるとき、妻と娘がどうすごしているか観察していたのですが、普通に楽しそうに2人で会話して、上手に遊んでいて、平和に日常が過ぎていました。娘は私の所にもたまに来ますが、私が疲れるようなことはお願いせず、一緒にすこしゲームをしただけでした。それをみていて、「私が何もしなければ、平和に時が過ぎていると言うことは、、、毒を吐いていたのは、私のほうか。。」「娘も、状況に応じてちゃんと気遣いができるんだ。」という結論に至りました。一応、それに対して、「遊んであげられなくてごめんね」「気を遣ってくれて有り難う」と声をかけたら、娘は黙っていましたが、すこし照れた表情をみせてくれた気がしました。今年は、娘のいいところをもっと観るように心がける、という基本をしっかりと実行することが大切だと思いました。

 まだ、つたない例会報告ですが、何とか、今年は、メンバーで協力し合いながら、例会報告を続けたいと思います。


【H.C(京都) 2015年1月26日】