2015年3月アーカイブ

フォローアップは魔法の会

今日は福岡でのフォローアップでした。
パセージ受講されたメンバーさんのお友達もご参加くださいました。

パセージの後、久しぶりに参加された方が顔を合わせた瞬間
「最近できてなくって・・・・」
「あ、魔法が切れちゃったのね」
「あ、そうです・・・」
「じゃ、魔法の集会はじめましょう♪」
と、フォローアップが始まりました。

今日は二つのエピソードをみんなで考えました。
まずはロールプレイ。
ロールプレイってスゴイデス。
はじめに話していた時は、忘れていたことも細かく思い出してきて、過ぎ去った日常の出来事がありありと感じられるのです。
簡単なロールプレイですが、見ている私たちもただの観客ではありません。
「子どもの立場になって」その場にいるつもり。

どんなふうに感じ、どんなふうに考え、どうしようと思ったかしら。
みんなおんなじではありません。
一人一人 違います。
子どもはこの出来事から、どんなことを学んだんだろう?

「私は能力あるって感じたかしら?」「居場所があるって感じたかしら?」
「お母さんは仲間だったかしら?」

体が硬くなって、何にも考えられなかった・・・
あれれ、、、、
伝えたいことは伝わってないみたい。

どうしたらいいのかな。
そもそも、みなさんどうしてる?
ワイワイ、話しているうちに
「そんな深刻なことではなかったかしら?」
一人では煮詰まっていたことも、テキスト見ながらみんなで点検していくと絡まった糸がするするとほどけていく、ほどけていく。

あら、こんなにシンプルなことだったのかしら。
次に、同じことが起こったときどう対応しようかな。
今日かえって、どんなふうにしてみようかな。
表情がパッと明るくなります。

パセージってやっぱり魔法かしら?
パセージのテキストを見て、パセージの言葉を使って、話せる仲間って素敵です。
たくさんの適切な側面が見えてきます。
(見えてなかっただけなんですね)
自分の見方のクセってあるんですよね。
自分一人ではどうしていいかわからなくなることも、仲間と話していると発見がたくさんあります。
だから、お稽古なんですね。
スポーツでも習い事でもお稽古をやめると自分の癖にもどっちゃいます。
お習字でもなんでもそうですね。

みなさん、フォローアップ会っていいですよ。

今日、初参加の方が感想をおしえてくださいました。

・ロールプレイして「子どもになって感じてみてくださいね」で子どもになってみたのは初めてです。

子どもになってみて感じたこと考えたことたくさんおっしゃってくださいました。

・こんなに小さな出来事を人に話すことってないし、こんなにみんなで真剣に考えている場は初めてです。
・グループで学んで、何が変わるのかと思ってましたがすごく良かった。

嬉しいです。
そうなんです。日常は、小さな出来事の積み重ねですもの。
むちゃくちゃ真剣にみんなで考えてますよね~~~。

★★★★★★

今日は子どもが家族のためにできること、家族の役に立てることとしてお手伝いの話も出ましたね。「これ、お手伝いして」とこちらからお願いするより、「なにやってみたい?」って自分で選んでもらうっていいね~。


今日夕方、我が家での話です。
テレビを見終わったころ
「ごはん食べるよー 手伝だって~」というと いつも宿題はじめている次男。

兄姉からブーイングも出ているし、私も不適切な行動だなと考えていました。

今日は「たかないため」を味見にきました。(鉛筆を持ってます)
(もう食べるっていうのにまた今ごろから宿題はじめるつもりか←私の心の声)

私「おっ うちの食材を食べつくすつもりですかー」
次男「ウヒヒ... ん?ちょっと味が足りん。 僕が作る方がおいしい」
私「あら、何が足りん?味つけてくれる?任せるよ」
コショウふって、しょうゆ入れて味見しながら「うまい」
私「ゴハンに混ぜて みんなの分よそってくれる?」

喜んでこしょうふったり してゴハンに混ぜたり手伝ってくれました。

食事直前に宿題はじめるという「不適切な行動」をやめさせようとするのではなく
「適切な行動を作りだす」ってこういうことかしら と思いました。

ちょっと幸せな食卓になりました。

フォローアップでみなさんとおしゃべりしたから気づきました。
テキストP12-Rかな。


【森 法子 2015年2月11日】