2018年12月アーカイブ

タスクと成長の関係


担うタスク(とか責任)と、成長の関係って、
「今の自分には、ちょっと重い」
くらいの負荷が、
一番大きく人を成長させるように感じています。
 
なにひとつタスク(とか責任)を負わないでいると
楽だけど、
10年でも20年でも、人間として成長しません。
(これはこれで怖い)
 
かと言って、「重すぎるタスク」は、人を潰してしまいます。
 
前の自助のとき、地方会タスクが降ってきたとき、
急に参加メンバーがグループに来なくなっちゃって、
りっちゃんと私だけになっちゃって、
結果、自助グループが潰れてしまったの、
あの時の私達には、地方会のタスクが重すぎたからなんだろうなぁ。
 
タスクの重さで人(とかグループ)が潰れてしまうのを
一回経験しているので、(胸が痛かった)
 
地方会のタスクを、事務局さん達に割り振るときも、
重すぎないかな?大丈夫かな?
というところは、かなり慎重に考えました。
どんな時でも、事務局の誰かがひとりぼっちになってしまわないように、とも。
 
結果的に、事務局さん達皆とても協力的にタスクを担って下さり、
おひとりおひとり存分に能力を発揮して下さいましたので、
私の心配は、過保護な杞憂に終わりましたが。
 
 
第1回地方会が終わったら、
「次」の事務局をどのような体制にするかを含めて、
事務局みんなで色々話し合いますが、
 
事務局さんのお仕事、なんか楽しそうだな、
人間として成長できるの、素敵だな、
仲間ができるの、いいなぁ、
PTAや、町内会の、「あの感じ」とは違う責任の担い方の世界を、
ちょっと見てみたいかも、
という方、

ここは、
重すぎるタスクを急に背負わされて、潰されたり、
「あなたの仕事でしょ」って、誰も助けてくれなかったり、
無理な仕事押しつけられて、それをできないことを責められたり、
という、世間によくある感じの仕事の振り方や、やり方はしませんので、
興味があったら、ちょこっと勇気を出して、扉をあけてみて下さいね。
 
 
「無責任でいるラクさ」
よりも楽しい世界があることを、
私はアドレリアン共同体ではじめて学ぶことができました。
 
間違いなく成長しますし、
能力も伸びます。
仲間も増えますし。
(保証付き)
  
誰かが無理をしたり、
犠牲になったり、
我慢したり、
しなくても地方会が開催できるシステムを、
つくっていきたいな、と思っています。
 


【北村江奈(秋田) 2018年11月】