2019年7月 5日アーカイブ

全ての手段は勇気付けるために


こんにちは。

昨日朝でんくん(小2)が起きてすぐ

やっぱり怒られるから学校行きたくない。。と言いました。
私はちょうどトイレへ行きたかったのもあったのでちょっと待っててトイレ行ってくるからと答えました。

やっぱりそうきたかーと思いました。

その前の日こんなことがあったのです。

夜8:00
本読みカードをもってきたでんくん。
書こうと中をみると

作文を学校で書けなかったので書いてきてくれると助かります。
と母向けに先生からのメッセージがありました。

でんくん、作文の宿題もあるみたいよ?

と聞くと

無いよ

と答えるので

先生がここに書いてたのよ。ほら。

と見せるとだんまり。

その後わかった情報が

400字詰1枚
テーマはたのしかったよ2年生
原稿用紙は日曜日に紛失したことに気づいていた
明日が発表

じゃあ、前と同じく、さらちゃんといっしょに書いたら?

と言うと

どうしてもやらなきゃダメ?
やらなきゃゲームできない?

と。

え?いやそう言うわけじゃ無いけど。例えばやらないとどうなるの?

怒られるだけ。

ふーん。。ママはやったほうがいいとはおもうけど。

。。。

怒られることにしてやらないで学校へいくの?

うん。

ふーん。。。

といったやりとりがあった翌日でした。


翌日の行動はわたしの感覚だと

自分の行動に責任が持てない。
後始末を逃げる。
好きなことだけやっといて
その後待ってる自分のせいで発生した何かからも逃げる勝手。

最も気になりいつも激しい怒りを感じる案件なんです。

で、クールダウンも兼ねて入ったトイレにいるわけです。

部屋へ戻るとでんくんはまたふとんへ戻っていました。

そこで私は話を聞きたいとおもいました。

だけど、いつものわたしはマイナスの雰囲気で学校へ行かせることを目標に話をきいちゃってるんです。
それは良くないと思いながら、そうしていました。

この冬から春にかけた
4回講座エピソード分析by中井あゆみ先生
そのあゆみ先生が最初から終わりまで貫いた

全ては勇気づけるためという姿勢。

わたしは話を聞く前、急にその姿勢を思い出しました。

後始末をさせるために、学校へ行かせるために話を聞くんじゃない。

勇気付けるために聞くんだった。

でも何をどう勇気付けるんだい?
でんくんはどういった感じで勇気をくじかれていたんだったっけ?

勇気付けってなんだっけ。

と頭総動員で動かし
パセージのページ
5、10、15が勇気付けのページだったはずと思い出しました。
そうだ!尊敬よ!!re spect もう一回見る

どんなところがいいのか?見てみよう

そりゃこうやって想いを口に正直に話してくれたことよね。

そうやって自分の会話の癖「学校へ行かせるために話を聞く」をいったん保留にすることにした。

落ち着いたところで思い出す

講座中のあゆみさんは、話を聞いた時点でクライエントさんに学んでもらうことがなんなのか決まっていたこと。


でんくんの今回のこの話も何を学んでもらおうか?まず考えてみることにした。

学んでもらうことは1-Lの中にしかない。

こどもが人々は仲間だと思っている
私には能力があると思っている
自立しているか
社会と調和しているか

作文を書けなくて先生が怖いから学校へ行きたくないっていうでんくん。

何を学んでもらうんだろう。

本人の本当の願いはなんなのか。

そう思ってあゆみさんや先輩たちやリーダーマニュアルを真似して話を聞いた。

考えと感情と今後の行動


ここまでずっと穏やかに話してくれたでんくん
目標を聞いてみようと聞いてみた

でんくんは本当はどうしたいの?

しばらく待った

わかんない。。。と言われた。

そうだよね難しいことをきいちゃったね
例えば
本当は学校で作文を発表したいとかさ

うん。本当はちゃんと書いて発表したい!

そうかほんとうの願いは

ちゃんと作文を書いて学校へ行きたい。

やっぱりそうか。と思った。

じゃあ学校遅れちゃうけど書いて行くのもありじゃない?
国語のテスト見てるけどもう書く能力十分だとママは思う
喋るのも上手だしきっと書けると思う

そう言って

作文を書いたでんくんは1時間遅れて学校へいった

学んでもらおうと思ったのは社会と調和すること

勇気付けるため話をきく全てはゆうきづけるためにするんだっていう大きな学びを
でんくんの事例で気づいたので

先輩たち同学のみなさまへご連絡いたします。


【自助グループ一員(静岡) 2019年3月】