2010年12月アーカイブ

アドラーさんへ

人々は敵であることが多い
人生は競争である
勝たなければならない
自分には能力がない

あなたに出会うまで、出会ってからも、私は人生は暗くて辛くてしんどいもの
・・・そう思って生きてきました

でも、神様が「そんな風に生きなくても大丈夫ですよ。」って、
あなたの周りを見てみてください・・・って、私を病気にしてくださいました。

アドラーさん、
あなたの言葉を、いろんな方が私に伝えて下さいました。
それも、あなたが大切にされてきた、共同体感覚あふれる接し方で・・・。

「私は愛される価値がない」って思って生きてきたけど、
「愛されている」って思ってみたら、
たくさんの人に愛されていることに気がつきました。

リスクもあるけど、自分の「やりたいこと」を見つけ、選ぶこともできました。
気付けば、
「私の人生も、なかなか楽しいかも・・・」そんな風に思うようになっていました。
人生は、ちょっぴりドキドキもするけど、
明るくて楽しいものかもしれないな・・・そんな幸せな気持ちで過ごすことが
できるようになりました。


私の周りの人たちは仲間
自分のもってる力や可能性を、周りの人のために使えたらいいな・・・

今はそんな風に思います。

大好きな人たちとたくさんたくさん出会わせて下さったアドラーさん。
私がもらった温かい気持ちを、
少しでも、周りの人に伝えていけるようになりたいです。

【上田 純子 2010年12月7日】

幸せの収穫祭 

今日はパセージ・フォロー会に参加しました。フォロー会には、毎回パセージ・リーダーさんが来てくださって会をコーディネートしてくださいます。

フォロー会の最後に、リーダーさんが、「今日お話を聴いたり話したりする中に、幸せがたくさんあったと思うんです。それを、探してみてください」とおっしゃり、ペアになってたわわに実った幸せの収穫をしました。

わたしは、先日お友だちから「働くって、傍を楽にするってことなんだよ」って教えてもらったことを思い出し、「お仕事のある幸せ」を見つけました。お仕事があるって、役割がある、必要とされている、所属しているってことで、それって幸せなことだな~って思いました。
「今日このフォロー会に参加できたのは、家族の協力があったから。ココに来れたことが幸せです」という幸せを見つけた方もおられました。幸せって、がんばって掴み取るものじゃなくって、そこに目を向けるだけでいいんですよね。

2007年、カウンセラー養成講座で初めて聴いた「平等 Gleichwertigkeit」の話を思い出しました。劣等感もその補償としての優越の位置も目標追求もすべては仮想。現実には、みんな平等で、平等とは「違っている」ってこと。違ったまま、尊敬し合い、信頼し合い、協力し合い、助け合って生きるってこと。

ここのところこの「違っている」ということについて考える機会をたくさんいただいています。アドラー先生から、「平等」についてしっかり学びなさい、と言われているような気がします。

【東 純子 2010年10月2日】

自助グループの例会 

今週の水曜日は東京の西の自助グループの例会があった。

随分遠くから来てくださった古いアドレリアンの先輩や生まれたてほやほやの赤ちゃんやご夫婦連れの方や、お母さんたちやらお父さんたちやらと年齢層も職業もばらばらで、いろんなひとが関ってくださることが大変ありがたいなあと思う。

こうやっていろんな人々がアドラー心理学を学ぶという1点で繋がって、月に一度集まっているというのは、とてもすごいことなんだろなあと思う。

この集まる場があることで、この地に少しでもアドラー心理学が根付いてくれたらいいなあと思っている。

日本アドラー心理学会が大きな木の幹だとしたら私たち自助グループはその幹から伸びている枝であったり一つの小さな葉っぱであるに過ぎないのかもしれないなあと思う。
幹がなくなると枝や葉っぱは消えてしまうのだろう。

アドラー心理学の木を残せたらいいなあと思う。

【松本 春代 2010年11月19日】