Re: パセージ・プラスα版 (Ⅱ)

野田先生、ご一緒した皆様、二日間お世話になりありがとうございました。


パセージ大好きな私としてはパセージになにがプラスされるのか、是非受けたいと張り切って参加させていただきました。


パセージの問題点や、パセージプラスの守備範囲がよくわかりました。
決してパセージが駄目で、新しくパセージプラスというわけでないと言うことがわかり、パセージリーダーとしてホッとしました。


内容については皆さんが書いてくださっているので私が一番印象的だった家族会議のことを書かせていただきます。


私はパセージの中でも家族会議が大好きで自分の家庭でも家族会議をしてきましたし、メンバーさんにもお勧めしています。でもなかなか家庭で実践するのは、難しいという話を聞いていました。


今回は「みんなで決めていく」という方向性から「決める人を決める」という方向性で話を進めていきました。


二回目の家族会議の時は私がお父さん役になりました。
父・母・高校生の娘・中3の娘・中1の娘の5人家族です。
この四月からお父さんが長野県に転勤になります。家族で行くか、単身か、高校
生の娘だけおばあちゃんに預ける・・・等の選択肢がありました。


一番にしたことは、夫婦がどうしたいか方向性を話し合いました。


野田先生からも先ほども三つの選択肢を提案頂いていたので、家族みんなで行く方向で話し合うことにしました。どうしても駄目なときは、単身にと言う話になりました。高校生の娘についてはおばあちゃんのところから通うのもありと言う話になりました。


高校生のおねえさんが司会です。みんなと話し合うときに野田先生が「出来るだけ家族で行くように・・・どうしてもの時には単身・・・・」と言われました。


今までの家族会議なら「子ども達はどうしたいですか?」からはじまり、父親である私は子どもの学校もあるので、単身かな?とあきらめていたと思います。


今回はもちろん子どもの話も聞きましたが「この前震災もあってので、是非家族で一緒にいたい!!」とか「高校生はおばあちゃんの所の選択もあるけれど、中学生は是非一緒に行きたいと」など自分の思いをしっかり伝えました。


子ども達は当然不安で「長野ってどんなところ?」って話が出ました。


そこで「決める人を決める」を採用しました。長野について誰か調べてくれる人を決めました。特に学校のこと、クラブのことなど調べてからの話し合いになりました。今回は高校生のお姉ちゃんが調べてくれる人に決まりました。


一応お母さんの『お父さんを応援したいので一緒にいきたい」という言葉もあってのことですが、一緒に行く方向で話が進んでいきそうでした。


ちょっと強引かな?と思いましたが、後で皆さんの意見を聞いたらそんなことはなかったそうです。


先ほども書きましたが、私の場合は「仲間」を優先し子どもの思いや意見を聞く事に重点が置かれていて、自分の思いを話せていなかったと思います。


パセージプラス受講後、家族と話し合いをする事がありましたが、いつもとひと味違う話し合になりました。


次回のパセージプラスも楽しみにしています。


【山口 育子 2012年1月12日】