11月に神戸で、野田先生の講座を受けてきました。楽しくて、あっという間の4日間でした。
講義はもちろん、歴史のことなど、とてもショッキングで、家に帰ってからも胸がいっぱいで、家族に話さずにはいられませんでした。
さて、そこで学んだ、アドラー心理学の基本前提の一つ、仮想論で
「人は意味づけの世界に生きている」
「周囲のポジティブな出来事に注目するためには訓練がいる。」
「自分の長所20個、家族の長所20個をまず見つけてみよう。」
というお話があり、ちょっと頑張って実践してみました。
これはなかなか楽しい作業で、快適な日々を過ごしていました・・・のはずなのですが、先日、また長男に対して、めちゃくちゃ怒ってしまいました。
あぁ、何でなんだろう・・・。il||li _| ̄|○ il||l
そこで、ふと、また理論編の野田先生のお話を思い出し、
「いったい私のどの私的感覚を、この子は刺激するのかな?」
「点検し、少し修正した方がいいのかな?」
と考えてみました。
子どもに対する一つ一つのエピソードの仮想的目標を点検し、共通することを見つけました。
それは、「もっと早く!」「効率よく!」「成果を出そうよ!」という思いでした。
なんとなく昔から感じていた私的感覚。
点検してみることで、よりはっきりと明確に自覚しました。
そういえば、留学したときの口癖は、waste of time(時間の無駄)でした。
日本人の友だちと日本語でしゃべるなんて、waste of time とか。(笑)
英語を勉強するのに役立ったけれど、今にして思えば、そこまで必死にやる必要あったのかな?とかなり疑問です。
でも、まぁ、勉強や仕事では、こういう私的感覚は、役に立ってきたかもしれません。
それに対して、子ども(6歳)は、とってもマイペース。
私が、「早く〇〇しようよ!」と言っても、無視して本を読んでダラダラしていたり、「抱っこして~。」「一緒に遊んで~。」と言ってきたり、waste of timeだらけ。
なるほど!だから私、抱っこするとき、とってもイライラしていたんだ。
もっと早く!効率よく!成果を出して生きたい!と思っている私
ゆっくり、のんびり、甘えて遊んでいたいのさ!という子ども
なるほど、なるほど。
そりゃ、たまに怒ってしまいますなぁ・・・。
でも、考えてみたら、子育ての楽しみって、そういう遊びというか、余裕だったり、ゆとりだったり、生活そのものを楽しむことだったりするのかもしれない・・・。
甘えん坊でマイペースの子どもに、自分の私的感覚を押し付けて、急がせたり。
もっと悪いのは、自分が早くできない苛立ちを、子どものせいにして、怒ったり・・・。
あぁ、わたし、ちょっと変わりたい・・・。
そう思いました。
また、子ども以外の対人関係でのモヤモヤも、自分の仮想的目標から、私的感覚を点検してみると、ものすごく競合的になっていることに気がつきました。
野田先生に教えて頂いたアドラー心理学の知識とエピソード分析によって、今まで無意識的に考えていたことが、一つ一つスポットライトを浴びて意識的になっていきます。
そして自分の持っている競合性に気づくことが出来ました。
今の段階では、「競合的と分かっちゃいるけど・・・やめられない。」という感じなんですが、たまに協力的にできると、とっても居心地がいいので、少しずつ協力的に変わっていけるかな・・・と思っています。←希望的観測です。(笑)
道のりは遠いですが、これからも、コツコツ頑張っていきたいと思います。
【日浦 知子 2014年11月27日】
講義はもちろん、歴史のことなど、とてもショッキングで、家に帰ってからも胸がいっぱいで、家族に話さずにはいられませんでした。
さて、そこで学んだ、アドラー心理学の基本前提の一つ、仮想論で
「人は意味づけの世界に生きている」
「周囲のポジティブな出来事に注目するためには訓練がいる。」
「自分の長所20個、家族の長所20個をまず見つけてみよう。」
というお話があり、ちょっと頑張って実践してみました。
これはなかなか楽しい作業で、快適な日々を過ごしていました・・・のはずなのですが、先日、また長男に対して、めちゃくちゃ怒ってしまいました。
あぁ、何でなんだろう・・・。il||li _| ̄|○ il||l
そこで、ふと、また理論編の野田先生のお話を思い出し、
「いったい私のどの私的感覚を、この子は刺激するのかな?」
「点検し、少し修正した方がいいのかな?」
と考えてみました。
子どもに対する一つ一つのエピソードの仮想的目標を点検し、共通することを見つけました。
それは、「もっと早く!」「効率よく!」「成果を出そうよ!」という思いでした。
なんとなく昔から感じていた私的感覚。
点検してみることで、よりはっきりと明確に自覚しました。
そういえば、留学したときの口癖は、waste of time(時間の無駄)でした。
日本人の友だちと日本語でしゃべるなんて、waste of time とか。(笑)
英語を勉強するのに役立ったけれど、今にして思えば、そこまで必死にやる必要あったのかな?とかなり疑問です。
でも、まぁ、勉強や仕事では、こういう私的感覚は、役に立ってきたかもしれません。
それに対して、子ども(6歳)は、とってもマイペース。
私が、「早く〇〇しようよ!」と言っても、無視して本を読んでダラダラしていたり、「抱っこして~。」「一緒に遊んで~。」と言ってきたり、waste of timeだらけ。
なるほど!だから私、抱っこするとき、とってもイライラしていたんだ。
もっと早く!効率よく!成果を出して生きたい!と思っている私
ゆっくり、のんびり、甘えて遊んでいたいのさ!という子ども
なるほど、なるほど。
そりゃ、たまに怒ってしまいますなぁ・・・。
でも、考えてみたら、子育ての楽しみって、そういう遊びというか、余裕だったり、ゆとりだったり、生活そのものを楽しむことだったりするのかもしれない・・・。
甘えん坊でマイペースの子どもに、自分の私的感覚を押し付けて、急がせたり。
もっと悪いのは、自分が早くできない苛立ちを、子どものせいにして、怒ったり・・・。
あぁ、わたし、ちょっと変わりたい・・・。
そう思いました。
また、子ども以外の対人関係でのモヤモヤも、自分の仮想的目標から、私的感覚を点検してみると、ものすごく競合的になっていることに気がつきました。
野田先生に教えて頂いたアドラー心理学の知識とエピソード分析によって、今まで無意識的に考えていたことが、一つ一つスポットライトを浴びて意識的になっていきます。
そして自分の持っている競合性に気づくことが出来ました。
今の段階では、「競合的と分かっちゃいるけど・・・やめられない。」という感じなんですが、たまに協力的にできると、とっても居心地がいいので、少しずつ協力的に変わっていけるかな・・・と思っています。←希望的観測です。(笑)
道のりは遠いですが、これからも、コツコツ頑張っていきたいと思います。
【日浦 知子 2014年11月27日】