新しい社会と子育て

もうとっくに成人しているむすめに注意されました。

「お母さんは、ブログの文章とmixiに書いている日記と人格が違う。ブログは堅すぎる」

と・・・。


パセージで育った(まあ、十分とはいいませんが)子どもは、どこの子もたいていはっきりと自分の意見を言いますね。

(まあ、親だって言うわけですけれど・・・)


前回のパセージの朝、一緒に米子に行ったときのこと 〔注:朝食を抜いて、パセージ打ち合わせのモーニングを楽しみに1時間以上の道のりを運転している〕 を書かれてしまいました。


以下、ブログより一部引用
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倉吉出発が少し遅れた時点で心が乱れて始めている母。

「パン!パン!パン!
パン食べる時間がぁあぁ!!!
それだけはなくせない!!!!」

母のパンへの執着は予想以上でした。

始終会話にパンへの焦燥感を感じさせる母。
アクセルをこまめに踏みやがります。
落ち着いて!

431号線にさしかかりパードレ〔注:パン屋さん〕が近付いたことによりテンションが上がりきった母。
あれはちょうどノス〔注:「ノスタルジア」というカフェ〕の前あたりで停車していたとき...。
母の熱気で曇った窓に、母は人差し指を向かわせました。
そして、


パン


とニヤニヤ落書きをし始めました。
半世紀生きても曇った窓に落書きとかするんだ。

しかも、パソになっている。


笑いながら写メを撮ろうとする私に、
「待って!パンの絵も書くからっ♪」
と人差し指を立ててキャルンッ☆とする母。

お母さんwww


私は母の血が流れているのだなぁと、
光栄(?)ながらも不安になりました。

・・・中略・・・

まぁそんな母の虜であるのです( ̄∀ ̄)
これでいて仕事など真面目な話になるといきなりキリッとなるので、尊敬したりもするのです。

******************引用終わり


新しい社会に対応した
新しい子育てを実践したところ、

こんな子どもが育ちました。


でも、お話すると、いつも、自分の能力を信じて自立している人でいてくれているなあ、と思います。
この子が小さい頃、いろいろな講座を経験しましたが、アドラー心理学の子育て講座はわたしに一番合っていたのだと思います。

この「よさ」を伝えて、次の新しい社会で子育てをするお父さんやお母さんを応援していきたいと思います。


【倉吉エンカレッジの会 R.(鳥取) 2011年02月23日】