カウンセラー養成講座けんがくにっき・わたし編

大阪のとある場所では、毎年8月のお盆くらいになると、週末の木・金・土・日の二週をかけて、カウンセラー養成講座が開催されています。

私は、パセージと・パセージプラスを受講済みですが、日々生活の中でアドラー心理学を実践していく中で、自分のことを理解していくために、さらに近い目標であるパセージリーダーを見据えた時に、カウンセラーさんの現場はとても勉強になると思って思い切って友だちと大阪に行くことにし、見学を一日してきました。


前日入りして、当日はホテルからゆったりと会場に向かったのですが、会場に着くとみなさん朝練?をされていて独特の雰囲気に私の緊張感が増していました(笑)

「事例を出すことも貢献だ」という話を常々自助グループの諸先輩方から聞いていたので、夏休み中の書き留めた事例を持っていったのですが、

(この雰囲気の中、わたしの事例を出す勇気が・・・)

と尻ごんでいたら、岡山の養成講座を受験しにきている方がご挨拶に来てれて、そのほんわかした雰囲気に、

(この人ならリラックスできて事例を話す事ができそう)

と感じたので、思い切って名乗り出て、クライアント役として前に出てみることにしました。

 

その時出した事例は、前日の夫とのやり取りの中のエピソードだったのですが、私の仮想的目標(キラキラ)はズバリ!

「私がやっている『育児』をあなたもやりなさい」

というとても競合的な感じがプンプンしたキラキラでした。

これを指摘されたとき、たくさんの思い当たる節があって(それまでは無意識だった)、あイタタタ・・・と思ったのですが、はっきりと言語化してもらったことで

(なんて私は競合的、だったんだろう。)

と気づいて腑に落ちて、育児のやり方は、常々私は夫婦で違っていいと思っているのに無意識さんは違ってた。次からはこの辺を気をつけて意識しながら夫と接してみよう。と思えたのでした。


カウンセリングって、クライアントがカウンセラーの話しで自分で自分の事に気づいて、こうやって変わっていくことなんだな。素敵だな。と思ったのでした。


【池野 麻矢 2013年8月19日】