2012年11月アーカイブ

父からのメール

昨夜パセージの帰りに、田舎から出てきた父と姪っ子たちと待ち合わせをして
天王寺で食事をしてきました。

そんな中に、高1の長男も来てくれました。

長男は、あまりしゃべるわけではないのに、
みんなとその場でいてくれて、一緒に御飯を食べてくれるってありがたい

穏やかな食事の時間の中で
父が私に最高の言葉のプレゼントをくれました。

おまえ、変わったな~
愚痴をいわなくなった。

アドラー心理学を勉強してるのよ。

ほぉ、そうか!
なんか講師みたいやなぁ~

実は、父(育ての親)には、子供のころとても厳しく育てられ、
どんなことをしても
認められた気がしませんでした

がんばっても、認められない。

そんな父に反発するように、高校の頃になると、
父としょっちゅう権力争い。

認めない父に負けたくなかったんでしょうかね。

父からの愛情が、私には伝わっていなかったし、
どうせ私は、本当の子供じゃないから・・・

とそのことにこだわり、劣等感の塊でした。

距離と時間、そしてお互いの成長。

最近、父が私を認めてくれるような言葉をいってくれます。

お前は、誰よりもよくがんばっていた。

とか・・・
(言ってくれればよかったのに・・・)

食事の帰りに、なんか服かったろか?
と、長男ではなく私に(苦笑)

子供じゃないよ。といいましたが、
気持ちが嬉しかった~~~

そして、今父からのメールが。

何か忘れている。
子供に小遣い渡すこと・・・ごめん。

だって!

気持ちだけいただいとくね。
ありがとう

いつも争っていた関係から、
思いやれるお互いを尊重できる関係になれたこと。

今ふたたび、育ててもらったことに感謝です。
ありがとう、お父さん・・・


【H.F(大阪)2012年9月23日】

ちょっとずつ上向きに。

 先週の火曜日に、知人が遊びに来てくださって、そこでいろんな話を聴いてもらったり、息子と遊んでもらったり。
 そういうのを受けて、私ももっと主体的に生きたい!と思って、気持ちが少しだけ上に向いてきました。

 日曜日の車の中のやり取りでも思ったけど、(これが、仲間なんだなあ~)っていう感覚なんだなって、実感が少しずつ。

 自分の意識を変えてそれに伴って行動を変えると、周りの人の対応も変わってきて、私の周りでは、特に息子の変化が顕著です。
 そして、いかに私の対応で息子が影響されるのか・・・というのも身に染みて感じてます。

 
 その変化を感じられるエピソード。
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 お風呂に私と息子と娘で三人で入っている時のこと。
 
 息子は、できる部分は自分でやってできない部分は私に頼んでくれて、それで頭や顔を洗ったり、体を洗ったりしています。
 その間に私は自分の番を終わらせ、娘の頭を洗ったり。
 
 娘は数か月前から、突然、頭からじゃーっとシャワーをかけるのを嫌がるようになり、同じ頃から、歯磨きでもゴロンとして~というとゴロンとしてくれるようになったので、頭を洗う時は美容院スタイルでゴロンとしてもらって洗います。
 
 ただ、最近、いやいやらしき泣きが増えて、この時も頭を洗われるのが嫌なのか、頭を左右にぶんぶんさせてました。
 
 一日のうちでも泣いて何か要求することが増えてきて、私は思いつくまま可能性を探る感じでいろいろ聞いたりするのだけど、それがヒットしないときは結構長く泣いたりして。

 この日もそんな日で、ちょっとだけそういうのに、一日の終わりということもあってうんざりしていたのです。
 
 私(ちょっとイライラ)「(娘)ちゃん、頭洗うんだよ~。もう何やってるの~」
 (たぶんじゃっかん怒りながら)
 
 息子(息子が頭をあわあわさせながら)「おかあさん。その言い方は良い言い方?悪い言い方?」

 私(一瞬何を言われているのかわからなくて、でも、はっとして(おぉ~息子がこんなこと私にちゃんと言ってくれるようになったの~。嬉しいなぁ。)と思いつつ、)
 「そうだね。この言い方は良い言い方じゃなかったね!(息子)くん、教えてくれてありがとう。お母さん失敗しちゃったね。」
 
 息子(頭を洗いながら、にかっとちょっとふざけた口調で)「そうだよー。おかあさん、しっぱいだよ~(ニコニコ)」

 私「そうだね~。(娘)ちゃん、ごめんなさい。おかあさん言い方よくなかったね。頭洗うから上向いててくれないかな~?」

 娘(頭を上に向けて洗いやすくしてくれた)
 
 私(娘の頭を洗いながら)「(息子)くん、お母さん失敗したとき優しく教えてくれてありがとね!お母さん助かったよ!(息子)くんそんな風に言えるようになるまで成長したんだねぇ。お母さんそっちも嬉しいな!」
 
 息子(嬉しそうに)「そうだよ、(息子の名前)もう4歳だもん!」(←今月お誕生月だから結構これが最近の彼のブーム)

 私「そうだねっ!」

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 一瞬空気が悪くなったけど、息子の問いかけではっとして空気がよいほうに変化して、一人の「人」として歩んでいる息子に本当感動しました。まぁ、この聴き方は私が息子にたまにやっているわけだけど、息子の聴き方は全然嫌味とか陰性感情とか感じられなくて、これが「対等」ってことなんだなぁと感じて。
 また、私が息子に「ありがとう。」と言った時の息子の表情がとても嬉しそうで。

 あ~この感じ忘れないように心に刻んどかなきゃと強く思いました。


【M.I(埼玉) 2012年10月25日】