新生活

新しい職場への通勤がスタート。 
最初の2日間を過ごし、明日からお休みなので、ほっとひと息な私です。 

夏場でも、7時頃には自宅を出発しないと出勤時間に間に合いそうになく、片道45分ほどかかるので、「毎日通うのはやっぱり大変だよなぁ」と感じています。 
(冬は確実に6時台に出発になるなぁ・・・) 

まだまだ慣れない環境ですし、体と頭は疲れているのですが、心はけっこう元気です。 

前任校から校長先生と一緒に異動だし、 
以前も同職して仲良くしてもらった(しかも、パセージも受講したことのある)Aさんとまた一緒だし、 
「よかったなぁ」と思いながら新任校に行ってみたら、なんと、他にも知っている人たちが! 
前々任校でご一緒した先生方が3人。
以前いた学校でわりと深くかかわった数人の子どもたちも転校して新任校に。 
お友達のお子さんも何人か。 

そんな「知っている人たち」が、大人も子どもも、にこにことあたたかい雰囲気で私にかかわってくれています。 
ほんとうにほんとうにありがたいです。 
ほんとうにほんとうにうれしいです。 

今日も転校したうちの一人の子が、図書室で 
「あっ!」 
と私に気づいて、自分からにこにこと 
「先生!」 
と、声をかけてくれました。 
「覚えててくれたの?うれしい。ありがとう」 
と伝えたら、 
「うん!」と大きくうなづいてくれました。
「またよろしくね。この学校のこと教えてくれる?」とお願いしたら 
「いいよ」と答えてくれました。 
私が一緒に過ごした頃には低学年だったその子も、あっという間に大きく頼もしくなっていて、 
でも、低学年の頃の雰囲気もそのまま残っていて、なんだかとてもとてもうれしかったです。 

こういう一つ一つのできごとから 
「私は能力がある」 
「○○さんは私の仲間だ」 
と感じ、勇気をもらえているおかげで、がらりといろいろなことが変わっても、このくらいの元気を保てているような気がします。 

やっぱり「所属している」という感覚は人に勇気をくれるんだなと体で感じています。 

「知っている人たち」にくわえて、新しく「知り合った人たち」も、もちろん私に勇気をくれます。 
新たな「居場所」ができることも、それはそれは、うれしくてありがたいことです。 

慣れ親しんだものも、新鮮なものも、たくさんの関係の中で、みんなと一緒に「しあわせ」になれる通り道を探して、毎日楽しんでお仕事をさせていただこうと思います。


【T.M(秋田)2017年4月】