ばあちゃん行方不明になる

とうとう、この日がやってきたかとおもいました。

昨日昼過ぎ、ばあちゃんが施設からいなくなって、スタッフの方が近所を探した
のですが見当たらず、警察にお願いしたいのですが、了承してもらえますか?と、
夫のケータイに連絡あり。そこからさらにワタシに連絡がきました。そーか、順
番は息子→嫁なんだと、変なところにホッとして、納得しつつ車を走らせました。

施設に着くと、スタッフさんが気がつくといなくなっていたこと、手分けをして
探してくれているけど、まだ見つからないことを、手短に話して、あとは平謝り
だったんですけど、いつかこんな日は来ると思っていた嫁は、わりと冷静に、近
所を探しに出ました。

幸いなことに、大きな用水路はあるものの、水は流れていない時期なので、以前
のように滑り込んでいないか、橋の下などを覗き込みながら、30分くらい歩き
まわっていました。
そうした時にまた夫から、ばあちゃんがみつかって、軽いけれど怪我をしている
ので病院へ行って・・との連絡が。
急いでスタッフさんにお礼を言い、保険証などを取りに家に寄り、今度は病院へ。

ばあちゃんは救急処置室で横になり、施設のスタッフさんがついていてくれまし
た。みると、右額に擦り傷がありますが、私をみると、「どうしたん?」と。
お~いおい、、どうしたん・・は、ないだろうよ・・とおもいつつ、警察の方に
簡単な調書をとられまして、次は病院の先生の説明がありました。

ここではじめて、警察の方がばあちゃんをみつけて下さり、救急車で病院へ搬送
されたことが判明。みなさまにご迷惑をおかけしました。
幸いなことに、CTスキャンの結果も、今回のこけて額を打ったことによる脳内出
血などはないとの診断が出て、いちおう安堵しましたが、あとから出てくること
もあるので、1カ月後にはもう一度再検査を・・という運びになりました。

それと、脳外科の先生がCTスキャンをみて、「脳の委縮がかなり進んだ状態」だ
と言われたことで、最近の認知症の進み具合がここで一致したことに変な納得を
してしまったのでした。確実に次のステップに入った感じですが、とりあえずの
次の限界はどこに置こうかなと思案中~


【M.Y (徳島) 2014年11月12日】