失敗から学ぶ2

さて、娘が失敗したものは、「勉強方法」です。

今回の生物の勉強の仕方では
「詰めて出して終わっただけ。なにも残っていない」
とのことでした。

今回、失敗したことで、自分にあった勉強方法ではなかったとわかり、
「毎日コツコツやる。朝型にする」など自分で決めていました。

アドラーギルドのホームページに
「アドラー心理学ひとこと」というのがあるのですが、
そこに

将来のことを何も考えないで、目先の苦楽だけを考えていると
ちょっと苦しいことがあると、すぐにあきらめてしまいます。
将来に達成したい目標があるなら、少しくらいの苦労は辛抱できます。
だからといって、「勝つ」とか「一番になる」とかいうことを目標にすると、
競合的になって、自分も周囲も幸福になれません。
そうではなくて、みんなが幸福になれるような協力的な目標を
持たなければなりません。

と書かれています。

これを読みながら、

娘は、将来達成したい目標があるので、
(私にとっては、わけわからない)勉強をしています。

その目標は、「勝つ」とか「一番になる」とかいうものではありません。

たぶん、それは「みんなが幸福になれるような協力的な目標」だと思います。
(娘が中学生のときに「それは世の中や人の役に立つものですか?」と聞いて、娘は「はい」と答えていました)

こうして、娘を変えようとしていないか、
介入になっているか、援助になっているか、
など、点検するって大事だなぁ、と思いました。

しかも娘は、「生物ってわかるとね、楽しいよ」と言っていました。
(私にはわからないよ^^;)

アドラー心理学で
頭の良い子(一番になるとか)にはならないかもしれませんが、
目標に向かって、自ら勉強する子にはなるかもしれません。


【樋澤 律子 2015年2月24日】