2016年1月アーカイブ

17日(日曜日)から津のb-cafeでアドラー心理学に基づく親子関係プログラム『パセージ』が始まります。
テキストをパラパラめくっていたら、早速...

4年生息子、冬休み前から都道府県を覚えるように言われていたらしく、でも手をつけず、冬休みがあけました。
なんとなくぼんやりどうするのかなあ...と見守っていると、『2日後にテストがある』とポツリ。
でも『あ〜嫌や、もうやりたくない』...と真面目な彼にしては珍しくぐちぐちうだうだ...始めない。

パセージのはじめ(第1章)に、まず目の前で何が起こっているか、『どんな場合に子どもは不適切な行動をするか』その行動を観察しようと提案がある。

う〜ん、ぐちぐちうだうだして、とりかからないことは、彼は不適切な行動だときっと知っている。
その行動(ぐちぐちうだうだ)してると私の注目関心が得られる...?
息子とはとにかくいっぱい楽しい話ができて、そんなことをしなくても私の注目はプラスのほうでそそがれていると思う。

テキストでひっかかったのは、『その行動(うだうだぐちぐち)は不適切であることは知っているが、どうすれば適切な行動ができるか知らない』

もしかしたら、どうやって都道府県を覚えたらよいのかわからないのかもしれない...
だって、たくさんあるし、漢字は難しいし^^;

30年ほど前4年生だった私も、これをどうやって覚えたらよいか途方に暮れたこと、そして40点の都道府県のテストを持ち帰ると母が一緒に覚えてくれたことを思い出した。

『一緒に覚えてみようか?』と声をかけてみた。『ママのやり方言ってもよい?』と聞いて、私の覚え方をお伝えして、一緒に覚えてみた。するとみるみるうちに覚えていく‼️若いって凄い(≧∇≦)

私が仕事の時間になったので、母がその後を引き受けて一緒に覚えてくれたようだ。
1時間で、完璧に(*^^*)
息子の満足そうな顔、自信に満ちた顔。

何やってるの〜早くやりな〜❗️って言わなくてよかったと思った。

やっぱりパセージは私の戻るべきところ(*^^*)

今週から参加される皆さんと私も一緒にページをめくりながら、日々起こるモヤモヤ、イラッとする事を丁寧に考えていけると思うと、楽しみになってきた♪


【村田 千恵子 2016年1月13日】

家族会議の力

ここ最近、毎晩のように長男(7才 以下D)と長女(4才 以下H)で『どちらがママの隣で寝るか』のケンカがおこっていました。

おたま(次女 1か月)が産まれるまで、私が真ん中で3人川の字で寝ていたのが、私の隣におたまが来ることによってDが私の隣で寝れなくなったのです。

最初は我慢してくれていましたが、最近になってDに
「Hばっかりママの隣でズルい!!」
「ぼくだってママの隣がいい!!」と不満が出てきました。
けれどHは絶対に私の隣を譲ろうとしません。

ある晩ついにDが無理やり私の隣に来ました。
するとHが
「Dちゃん、あっち行ってよ!!」と寝ているDを、寝そべったまま足でバンバン蹴り続けました。
見かねたパパが
「いい加減にしろ!!」と怒ってHを抱っこして連れて行ってくれてその日は収まりました。

次の日の朝、
「家族会議開いてくれる? 議題は『寝る場所について』」とパパがリクエストしてきました。私は、
「いいよ。」と言いつつも、
(あぁ、この会議は何も決まらずに決裂するだろうな・・・。)と思いました。
だって、毎晩のように喧嘩して、
「毎日Hちゃんばっかりズルい!!」とDが訴えても、私が
「たまには交替したら?」と提案しても、全く譲らない長女が会議で譲るとは思えなかったからです。

迎えた今日の家族会議
パパ「ママの隣で寝るのは、毎日交替するようにしたらどうですか?」
始めこそ「僕が(わたしが)ママの隣がいいです!」と言い合っていた二人でしたが、「ママも交替した方がいいと思います」とか「交替ってどうやって?」とか、冷静に話し合っているうちに、やがてどちらからともなく「分かった。交替で良いよ。」と言ってくれました。

そしてDが
「今日は僕が隣!!」というと、驚いたことにHが、
「じゃあ、Hは明日隣!!」と譲ってくれました。
私は、ビ~~~ックリしました。(@@)あのHが・・・!!
家族会議の力ってすごい!!

2人が寝た後、パパに
私「Hちゃんが譲ってくれて見事にまとまったね!わたし実は決裂するだろうと思っててん。家族会議を提案したとき、こんなにうまくまとまる勝算があったの?」
ときくと、
パパ「まとまらないかもしれないと思ったけれど、解決するには家族会議しかないと思ったから。」
と。

家族会議って素晴らしいなぁ~・・・と今日も心から感動しました。


【日浦 知子 2016年1月6日】