『どんな場合に不適切な行動をするか?』 〜課題の分離から共同の課題へ〜

17日(日曜日)から津のb-cafeでアドラー心理学に基づく親子関係プログラム『パセージ』が始まります。
テキストをパラパラめくっていたら、早速...

4年生息子、冬休み前から都道府県を覚えるように言われていたらしく、でも手をつけず、冬休みがあけました。
なんとなくぼんやりどうするのかなあ...と見守っていると、『2日後にテストがある』とポツリ。
でも『あ〜嫌や、もうやりたくない』...と真面目な彼にしては珍しくぐちぐちうだうだ...始めない。

パセージのはじめ(第1章)に、まず目の前で何が起こっているか、『どんな場合に子どもは不適切な行動をするか』その行動を観察しようと提案がある。

う〜ん、ぐちぐちうだうだして、とりかからないことは、彼は不適切な行動だときっと知っている。
その行動(ぐちぐちうだうだ)してると私の注目関心が得られる...?
息子とはとにかくいっぱい楽しい話ができて、そんなことをしなくても私の注目はプラスのほうでそそがれていると思う。

テキストでひっかかったのは、『その行動(うだうだぐちぐち)は不適切であることは知っているが、どうすれば適切な行動ができるか知らない』

もしかしたら、どうやって都道府県を覚えたらよいのかわからないのかもしれない...
だって、たくさんあるし、漢字は難しいし^^;

30年ほど前4年生だった私も、これをどうやって覚えたらよいか途方に暮れたこと、そして40点の都道府県のテストを持ち帰ると母が一緒に覚えてくれたことを思い出した。

『一緒に覚えてみようか?』と声をかけてみた。『ママのやり方言ってもよい?』と聞いて、私の覚え方をお伝えして、一緒に覚えてみた。するとみるみるうちに覚えていく‼️若いって凄い(≧∇≦)

私が仕事の時間になったので、母がその後を引き受けて一緒に覚えてくれたようだ。
1時間で、完璧に(*^^*)
息子の満足そうな顔、自信に満ちた顔。

何やってるの〜早くやりな〜❗️って言わなくてよかったと思った。

やっぱりパセージは私の戻るべきところ(*^^*)

今週から参加される皆さんと私も一緒にページをめくりながら、日々起こるモヤモヤ、イラッとする事を丁寧に考えていけると思うと、楽しみになってきた♪


【村田 千恵子 2016年1月13日】