アルゴリズムのお稽古

いま、ドライヤーをかけていたら、でんで(息子 4歳)が、コンセント引っ掛けて、
ドライヤーが消えた。

チッ(点火)

は!いかんいかん。

 ここから繰り出す「裁き」の一手から消火しなくてはいけないって昨日学んだじゃないの。

うーーーーーーーん

「(ドライヤーに)ドライヤー消えちゃったー。おーい。」

昨日の講座(特殊講義と演習『育児のアリゴリズム』)をマネして私なりの精一杯。

しながら

どうかなぁ。
わたし、いま、さばいてるかな?こどもを。
カラダをチェック。
わずかに、カラダに力入ってますね。
でも、いつもの冗長性ある行動とは違ってる。

カラダの力をチェックしたあと、もう一回

「おーい、ドライヤーさーん。どうしたのー?」というと

でんで「おい!ドライヤー!ママが困ってるぞ!どうしたんだ!」
といった。
いままで見たことのない返しである。

さてどうしよう?

短足でんでは、コンセントに足を引っ掛けて電気が通らなくなっちゃうことがよくあって、そのたびに
「でんで、コンセント抜けたよ。コンセントさして!」
などと「お裁き」を申し渡していたのです。

ここは、ドライヤーさんにコンセントが抜けちゃってと答えてもらおうか?

ドライヤー(母小声)「コンセントが抜けちゃったんです〜〜」

でんで「!?ママ!コンセントて何!?コンセントが抜けたんだって(大まじめ)」

母「コンセントってあれよ」

でんで「これが抜けたら動かないの?」

母(え?!知らなかったの?だって、コンセント抜けたよ!さして!って今まで言ってきたじゃん。あれでは、なんにもでんでは学ばなかったんだ)「そう言ってる」

でんでがコンセントをさす。

すると

ドライヤー「ブォーー」

でんで「ドライヤーうごいた!」

母「うごいたねーよかったー^^」

アルゴリズム4を使ったつもり。
でんでは、コンセントと家電の関係を始めて学んだのかもしれない。

でも、アルゴリズム5でもよかったのかも。。。失敗なんだ。

育児のアルゴリズムのまとめを書こうと思ってるのにエピソードが降って湧き、
なかなか時間がない。。

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今日もアルゴリズムレッスン

魚焼きグリルでグラタン焼いてたわたし。

でんでが、今日のご飯なにー?っていうからグラタンだよー。
これ。て魚焼きグリルあけて見せた。

 「焦げてる?」って言われて
「あー(苦笑)、焦げ目?焦げてるように見える?」とか話してたら

ゲホンゲホンってグラタンの前で!!

(点火)(`_´)

いかん!また怒りの火がついてる。

えーーーーっっっっっと

ここで、何か気の利いたことをいいたい!(あれ、方向性違ってる。。。?)

!ヒラメいた!!

「でんで、グラタンに咳するとグラタンさん風邪ひくよ。」

でんで「グラタン風邪ひくとどうなるの?」

わたし「それが〜〜、ゴホンゴホンって咳とかしないの!グラタンさん!
だけど、風邪ひいてるから、なんと!食べた人に風邪うつしちゃうの!」

でんで「(ショック)さらちゃんは?(もう食べちゃったか!?)」の心配

わたし「まだ食べてないよ。」

でんで「ママは?」

わたし「まだ食べてない。だいじょうぶ、だからゴホンゴホン
グラタンさんの前でしないでね。風邪ひくから」

でんで「わかった」

いつもは、風邪菌がね!はいって汚いし、やめてね!

とか言ってるんだけど

伝えたいことはみんなに気持ちよくご飯を食べて欲しいし、
グラタン食べたら風邪ひいた。みたいなことなってほしくないから、咳するときは食べ物避ける。とかなんだけど

グラタンさん風邪ひく小噺で、とっさに姉を心配するやさしい
でんで。伝えたいこと伝わった気がする。

あぁ、擬人法っていうんだった。これって、国語で習った。
こんな風な使い道があったのか。

パセージプラスの大切な話をするで出てくるたとえ話もこんな感じのでもいいのかしら。

なんだか、精一杯やってこんなだけど、とにかく楽しい。

こんな風に、楽しむにはどうしたらいいかってかんがえる訓練をしてきてないけど、
このアルゴリズムは楽しい。
 育児は楽しいものだって、いろんなところに書いてあるけど、なんだかくすぶって納得してなかった。

けど、今は楽しいかも。


【奥田 美幸 2015年12月7日・8日】