「学校へ行きたくない」 その後

いろいろ、ぼんや〜りと考えたけど
私の悪い癖は、頭で思考して問題を作らないようにしようとするところにあるので、状況に合わせて行動しよう!と腹をくくり、息子の帰りを待った。

娘の園バスの方が先に帰ってくるのだけど、ふと、
(あ!こういうときにも勇気づけカード!)と思って、息子にささっと書き、学習机のわかりそうなところに置いた。


息子くんへ
おかえりなさい
きょうはどんな一日でしたか?
ラチとらいおんのラチみたいに
勇気玉をむすこくんは
もっているね!!
かえってきて、あえてうれしいよ♪
2015/4/27(月) お母さんより


娘を迎えに行って帰ってきて、娘が先におやつを食べているところに息子が帰宅。


むすこ:「ただいまー!」
わたし:(おお、なにやら元気そう)

スタスタと部屋に入っていき、机まで来てカバンを下ろし、ランドセルに入っているものを出しながらお話しする。

わたし:「きょう、どうだったー?」
むすこ:「たのしかったよ!」
わたし:「そっかー」
むすこ:「(自分)さー、いくまえはふあんだったけど、いってみたらがっこうたのしいってことがわかったよー!だから、今度からもいってみてからきめるー」
わたし:「おお!それはいいことを学んだね」

息子からこんな風に話していてちょっとビックリ。
今朝の話し合いは、不適切な行動に「注目」、ではなくて、どうやら息子に対して「勇気づけ」につながったみたい。よかったよかった。

夕食の時、息子が勇気づけカード嬉しかったよ!と教えてくれた。
そして、(自分)は勇気玉を持ってるの?と私に聞いた。


うん、そうだよ!息子くんは、勇気玉を持ってるとお母さんは思う。
お母さん、『ラチとらいおん』はとっても好きな絵本なんだー。
ラチははじめ弱虫さんだったけど、らいおんの特訓で勇気という強さを持つでしょー。
息子くんも、その特訓みたいに一歩前に進んでるなって思ったよ


次の日、起きると勇気づけカードが置いてあった。
(わが家では壁に紐を画鋲で止めて、アルミの洗濯バサミで吊るす形にしている)

お父さんから息子へだった。
むすこが私にも、あー!勇気づけカードきてるー!とちょっこり見せてくれた。


息子へ
がっこう、がんばっていったとききました。
むすこくんはがんばりやさんと思ってうれしかったです。
おとうさんより


夫も気になってたんだな、って分かった。
とりあえず、突然の山をみんなでよいしょと越えられたかな。

日々の関係づくりを怠らないように、毎日丁寧に生きようと再決心した日でした。


【池野 麻矢 2015年4月30日】