アドラー心理学の楽観主義


緊急事態宣言が5月末まで延長されるようですね。

皆さま、多かれ少なかれ影響を受けておられると思いますが、お元気でお過ごしでしょうか?

私はここ数ヵ月、学習会を中止にしたり、パセージを延期にせざるを得なくなったりと、いろいろ困ったことが起こりました。

それでも落ち着いていられるのは、アドラー心理学の楽観主義が身についてきたおかげかなあと思います。



楽天主義と楽観主義は違います。

楽天主義は、「私が何もしなくてもまわりが勝手に変化して、なんとかなってゆくわ(^o^)」と考えること。

楽観主義は、「どんな状況になろうとも、まだ私にはできることがある」と考えること。



楽観主義に関して、アドラー心理学の創始者であるアルフレッド・アドラーが弟子たちに語ったという逸話があります。



『ミルク壺に落ちた2匹のカエルの話』

2匹のカエルがそれぞれ別々のミルクの入った壺に落ちました。

1匹目のカエルは「もうダメだ」と諦めてしまい、溺れ死んでしまいました。

2匹目のカエルは諦めず、足をバタバタさせて必死にもがき続けました。するとミルクがバターに変わり、それを足場にして外へ出られ、そのカエルは命が助かりました。



私は2匹目のカエルでいたいです。

どんな状況にあろうと、いつも自分にできることを考え、泥臭く頑張ってゆきたいです(^_^)v



名古屋アドラーフェラインでは初心者の方のための学習会を行っていますが、現在は会をお休みにしています。

6月以降、社会の状況が許すようになってきたら、また月に一度日曜日の午前に会を開いていこうと考えています。その際は、お部屋入口に消毒液を置き、換気やソーシャルディスタンスに気をつけながらやってゆきます。

ご参加の皆さんには、マスク着用をお願いしてゆきます。

お問い合わせはご遠慮なくどうぞ(^-^)/


【酒井朋子(愛知) 2020年5月】