パセージテキストの1ページ目に、
子育ての二種類の目標が書いてあります。
そして、
「適切な行動ができるためには、
それを支える適切な信念が
育っていなければなりません。」
とも書かれています。
私はずっと「私は能力がある」とは思えないでいたようです。
私がパセージを受けて、
パセージをみなさんへお伝えしながらも
「私は能力がある」
を、『ああ、こういうことなんだ』
と思うことができていなかったように思います。
(「能力」に関して、何度も書いている気がする^^;)
『私は家事をする能力がある』
と思っても、
『まぁ、それはたいしたものじゃない』
とか、付け足しをしていたようです。
で、、、今年、
私の『たいしたことのない』と思っていた
「事務能力」が、
『あれ?これって、人様のお役に立てるものかしら??』
と思えるようになってきました。
他の人の能力は、いろいろ見えます。
ピアノを弾く。歌を歌う。物を作る。料理をする。
などなど。
『それに比べて、私は、「電卓叩く」だけだなぁ。
たいしたことないなぁ』
と思っていたのですが、
『「ワクワクしながら電卓を叩く」のは、もしかして能力??』
と思えるようになってきました。
長年、訓練されたので、
イヤイヤ電卓を叩くのではなくて、
私の場合、ワクワクするのです。
『能力って、こんな些細なものでいいのかも』
と思い始めたら、
「岩手の能力」にも気づき始めてきました。
いま、ちょっと疲れ気味なので、
なにを体に取り入れたらいいんだろう、
と思っていたのですが、
『あ、そういえば、岩手には
山ぶとうジュースというものがあるじゃないか』
と気づきました。
昔から、岩手には山ぶどうジュースというものがあって、
「女性の体にいいものだ」と
私が小さいころから母が言っていました。
鉄分、カルシウムが豊富です。
http://www.kibudou.com/
岩手は、山が多くてすごく寒いです。
だからこそ、山ぶどうの生育に適しているのだと思います。
(今は、岩手の各地で栽培しています)
「マイナス面だと思っていた部分が、実は、プラス面だった」
ということに気づかされました。
『岩手にあって当り前で、
いままで気にも留めていなかったものが、
実は、岩手のすごい能力なんだ』
と思ったら、
夫の能力にも気づいてしまいました。
「山ぶどう」の魅力って、
年齢を重ねてきた今だから、
わかるようになったのかもしれません。
山ぶどうをそのまま食べると、
ものすごく酸っぱいです。
ジュースとして飲めるようになるまで、
熟成する期間が必要なので、
『とても手間暇かかっているんだなぁ』
と思いました。
今まで気づかなくて、ごめんよ、岩手。
と思っていたら、
夫が、食事をしていて
「ゴホゴホ」とむせたとき、
『ああ、これも夫の能力なんだ』
と気づいちゃったのです。。。
夫は、汁物系をいただくとき、よくむせます。
実は、結婚してからずっと、
『この人は、すするのが下手くそだなぁ』
と、私は少しイラッとしていました。
一緒に食事をしていて、突然、
「ゲホッ、ゲホゲホ、ゴホゴホ」
と、されるのって、なんだかね。。。
でも、岩手の能力「山ぶどう」に気づいたら、
『これは、夫の能力だ。むせるチカラだ!
よかった、食べ物が変なところに入らなくて』
と思えたのです。
夫は何も変わりません。
よくむせるし、
箸の持ち方が悪いので食べ物はこぼすし、
食事中に鼻水が出てくる夫ですが、
夫の能力に気づいた私は、
それ以来、イライラせずに、
楽しく夫と食事ができるようになりました。
『夫には能力があるし、私と夫は仲間だ』
と思えるようになりました。
夫の能力に気づいたら、
『私は、なんでこんな些細なことで
イライラしていたんだろう』
と思っちゃったりなんかりして。
パセージテキスト5-Lと5-Rが
身体に染みます~。
特に、
「住み心地のよいくつろげる家庭作りをしたいですね」
と書かれているところです。
「これもまた勇気づけなんです」って。
ああ、やっぱり、パセージっていいですね。
どんと晴れ
【樋沢律子 2016年11月】