パセージの紹介本が出版されました!!

早速読みました!!

3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」: ほめない、しからない、勇気づける (実用単行本)


学びの足りない新参者の私があれこれ語るのは気が引けますが、それでも書きます。

パセージを学び、日々修行している私には本当にありがたい本です。指針となるこの本ができたことに、心から感謝します。

バセージを学んで3年半。まだまだこの本の境地にはとてもとても辿り着けません。遠いみちのりに感じます。でも未熟な我が家なりに、家族がどんどん仲良くなっていき、助け合える場面も増えてきました。

パセージは、向き合えば向き合うほど幸せとなってかえって返ってきます。それはまるで山登りのようです。登っている時は大変なのですが、登った先で見る景色はとても清々しいのです。

以前からブログを読んで下さっている方はご存じかもしれませんが、私は長男のと関係にずっと悩んでいました。長男が小学校の時にはすでに関係がこじれ、コミュニケーションもとりにくい状況が続いていました。パセージを学んだ時、長男は高校3年生。そして大学進学と同時に県外に住むことになりました。なかなか会えない中、それでも少しずつ少しずつ、折り合えるようになっていきました。今では前より関係は良くなってきています。

次男に対しても、次男の考えを裁きまくっていた私ですが、次男の話を聴いていくうちに、どんどん仲良くなっていきました。私が感情をぶつけていたから、次男も感情をぶつけ返していただけ。否定せずに穏やかに話し合えば、次男だって穏やかに話してくれるのです。そんなこともパセージを学ばなければわからなかった。

三男は、学校でもめ事を起こしたり、学校を休むことも多かったのですが、気づくともめ事もなくなり、休むこともめっきり減りました。これは三男の心の成長が大きいとは思いますが、それでもパセージを学んだおかげで、三男を否定するような勇気くじきはしませんでした。さらに、三男はさりげなく家族に貢献してくれるようになりました。


この本の帯の後ろにこうあります。

子どもを支配する親ではなく
子どもにへつらう親でもない
子どもを対等の仲間として親としての関わり方を学ぶのです


私は時に子どもを支配しようとし、時にはへつらい、感情が乱れる親でした。
でも、今では感情を使うことは減ってきました。でもまだまだ。ほんと、未熟者です。

本当にバセージに会えて、アドラー心理学に会えて良かった。今では、この教えなしでは暮らせません。


この本をきっかけに、学びの仲間が増えると嬉しいです。

【えっこ 2018年6月】