今日から学校の給食が終わって春休みに向けてカウントダウンを感じる日々が始まりました。
子どもたちもあと数日で進級するんだ、ということを考えるとその成長に胸が熱くなります。

そんなことを思いつつも、うっかりお昼ご飯準備してなかった!

と朝に気づいた私は、子どもたちにお昼はやきそばでいいかな~と共同の課題をお願いしてOKをもらえたので
登校後、最寄りのSCのスーパーに買い物に出かけました。

運悪く火曜市とかぶってしまい、店内がいつも以上に混んでいたため、
いろいろが一つ一つ時間がかかってしまいました。

そこでぐずぐずしだしたのが我が家の末っ子くん。
レジでお会計をするときに少し喚きだしました。

ずっとカートに乗っていて飽きるよね~
そろそろ眠いころかな~
抱っこしてほしいかもな~

なんてことを考えながら、ふと。

買い物に来ることについて末っ子くんと共同の課題にして目標の一致をはかるのを忘れてた!

という大事なことを思い出しました。

末っ子くんにしてみれば知らないうちに車に乗せられ?
知らないうちにお店に来て、
知らないうちにカートに乗せられて待たされている...という気持ち、
かもしれません。

これは、家族みんなのためのご飯の材料を買いに来ているんだから
つまらなくなって飽きだしちゃって仕方がないことなんだよね
連れまわされるのが末っ子の悲しい運命
いちいち一つ一つ確認なんかめんどくさいわ

という考えもよぎりましたが、

でもでもやっぱり私もアドレリアンのはしくれ。

我が子には、パセージ子育てが目指す「自立」した「社会と調和して暮らせる」子どもになってほしいと願っています。

そのためには子どもに、「私は能力がある」の中の二つの能力-自己管理の能力・貢献する能力も感じてほしいんです。


ぐずぐずしながらも買い物に付き合ってくれているので、
「買い物をする」という大まかなお互いの目標は一致できているようです。

でも、家族の買い物はこの時の我が家にとって必要なもので、それに付き合うことはつまらないということは学んでほしくありません。

やっぱり、人々や社会に貢献する喜びを教えていきたいと考えています。

じゃあ、「お互いに楽しく買い物をする時間を過ごす」という目標を掲げたとして
それを達成するための、この時の他の道筋は・・・?

長いレジでのお会計までの時間を、お互いに楽しくする工夫によって、
 ボクは家族の買い物のために待つチカラがある
 お役にたてるチカラがある
 カゾクはみんな仲間だ
と感じてほしい。

そのために「私には何ができるのかな?」と自分に問うてみました。


あ、こんな時のわらべ歌!
今末っ子くんが好きな指遊びの歌をやってみよう。

「いっちくたっちくたえもんさん」
  いっちくたっちくたえもんさん
  たえもはいくらでごーわんす
  いっせんごりんでごーわんす
  もーちっと
  もーちっと
  すっからっかまっからっかすってんとん

やりだした途端にぐずぐずはとまってこちらに興味を向けだしました。
そして自分も手を前に出して人差し指でトントントンと。これにはびっくり。

レジでお会計が終わるまでにそこからはニコニで待つことができました。

「一緒にお買いものして協力してくれてありがとう^^」


どんな時も、
自分だけじゃなくて他の人にも利益があるものはないかな?と考え、
友だちや社会に対して
「あなたには何ができるのかな?」と
機会あるごとに子どもに問いかけながら、
人々や社会に貢献する喜びを教えていきたいと私は思っています。

そういう道筋を見つけて真の貢献的な生き方である「共存共栄」を目指したいし、
そういうことを子どもに教えていきたいと日々考えています。

いつもいつも協力してくれる末っ子くん。

今日も一日お世話になりました。明日もよろしくお願いします^^

【池野麻矢 2018年3月】

ごめんなさいは必要か

 先日おいっこコマメが自分がつかった食器をシンクに持っていく途中で、コップの中にわずかに入っていた牛乳を床にこぼした。食器洗いをしていたわたしの背中ごしで起きた出来事だった。わたしが「なにを学んだか聞こう」と思うよりも早く、ママとババが立て続けに「あらー、どういうことかなそれは」「コマメ、ごめんなさいって言いなさい」と何度も告げた。うーん、ときすでに遅し。

 コマメは自分がつかった食器を片づけようとした良い側面があり、今回のはただの失敗なのだけれど、叔母であるわたしがしゃしゃり出るのも違うかと思い、食器洗いを続けた。コマメはなかなか「ごめんなさい」と口にすることができない。「ぼくのせいじゃない」と訴えていて、ママが「失敗してもごめんなさいって言わなきゃダメでしょう」と訴える。

 ババは「ごめんなさいが言えないんだねえ」と言いながら、小声で「どうでもごめんなさいを言わんヤツがうちにもおった」と苦笑。もちろんわたしのことだ。子どもの頃のわたしは、「ごめんなさい」をどんなにしばかれても、頑なに言わなかった。思い返してみると、「謝罪をすることじゃない」と最初は思っていたのだと思う。そのうち、謝罪をすべきことであっても「ごめんなさい」を強要されることが競合的に感じて、「ごめんなさい」を言えば負け、「ごめんなさい」と言わなければ勝ちだと学習してしまったのだ。ええ、非常に良くないことを学びましたね。

 それはそれとして、そのときはなんとかグズグズと「ごめんなさい」を言ったコマメ。そして今日、彼はスマホを見ながら柿の種(ジップロックつき)を移動させようとして、さらさら~っと袋の中の柿の種を全部じゅうたんにこぼしてしまった。わたしが「コマメ、それあやちゃんにもちょうだい」と言ったから、渡そうとしてくれたのだ。とても良い意図の行動の結末だ。そして現場には、わたしとコマメだけ。

 コマメ「あ」
 わたし「あらららら、こぼれちゃったね。どうしてこぼれちゃったと思う?」
 (コマメ、スマホから顔をあげて姿勢を正すように)
 コマメ「ごめんなさい(はっきり)」
 わたし「ううん、あやまらなくていいよ。コマメ、あやちゃんにお菓子くれようとしたんだもんね、ありがとう。それより、どうしてこぼれちゃったと思う?」
 (コマメ、こぼれたときの動作をする/袋を逆さまに持ってうっかりする)
 わたし「うんうん、そうだね。次からどうすればいいと思う?」
 コマメ「うーん(長く考える)」
 わたし「あやちゃんも一緒に考えてみようか? それともコマメだけで考えてみる?」
 コマメ「あやちゃんも一緒に」
 わたし「わかった。あ、思いついたんだけど、言ってもいいかな?」
 コマメ「うん」
 わたし「次からはよそ見せずにあやちゃんに渡してくれたらいいね!」
 コマメ「うんそっか!」
 わたし「うん。いいことを学べたね! じゃあ、一緒に片づけてくれる? こぼれたの、袋に入れちゃおうか」
 コマメ「うん」

 本人の両親からはお片づけが苦手な子だと認識されているコマメだが、ちゃんと最後まで、一緒に片づけてくれた。「一緒に片づけてくれてありがとう」と伝えると、少し満足そう。

 ところで、あんなに「ごめんなさい」が言えない子が、突然シャキッと「ごめんなさい」と言ったことに少し驚いた。言わないと怒られると思ったのかな。コマメは、ママの前だと突然ぐじぐじ言い出す特徴がある。普通にみたら、甘えん坊になるというやつだ。どうしたものかしら、と叔母としては思うのだけれど、よその子のことなのであまり介入しないでおこうと思う。わたしだけでも真心アドラーで接すればいいや。なんて、ちょっと偉そうに思う今日このごろです。

【立石絢佳 2018年2月】

遠く離れても

昨日子育て支援の場にお客様が見えました。

保護者OBで、パセージを受講された後、転勤で遠くへ引っ越して
行かれた方です。養護教諭をなさっていらして「勉強会がある時は
教えてください。」と言われておりましたので、ずっと通信を送り
続けておりました。

1年に一度参加されるかどうかでしたし、通信をお送りしても出欠
のお返事も無いので、そろそろ送るのを辞めようかなと思っていた
矢先の訪問でした。

「いつも通信見ています。なかなか忙しくて出てこれないのですが、
ここでいつも勉強会が開かれていると思うだけで勇気付けられるの
で、これからも是非通信送ってくださいね」と仰って下さいました。

「パセージは今の仕事にも役立っています。
教育相談に立ち会う機会が多いのですが、その時にいつも私はまず
お母さんに仲間と思ってもらえるようにしよう。お母さんが自分は
能力があると思えるようにお話を聞こうと心がけているんです。
勉強会には出れませんが、私にはパセージを実践する場があるのだ
と思うと、これからもがんばろうと思えます」とも。

私は内心恥ずかしくなりました。
もうアドラー心理学は忘れてしまわれたかな?とか
いつまで通信が送られてくるんだろうと嫌がられているのでは?とか
マイナスのことばかり想像していたからです。

保育園でずっとアドラー心理学の活動を継続していることが、それだ
けで遠く離れた方への勇気付けになっていることに気づかされ有り難
く思いました。


【吉田美由紀 2017年12月】

チャンピオン

先生への連絡帳に
モズの宿題などについては、本人が管理したいと言っていますので
見守っていきたいと思っていますと書いたところ、
わかりました、ありがとうございます、
今日はカタカナのワークを持ってくるように伝えていますのでお知りおきください
とお返事をいただきました。

モズに確認しました。
「今日はカタカナのワークを持ってきてくださいねって先生に言われたの?」
「あ、そうそう。忘れちゃってたの。でもぼくね、今日はひとつしか忘れ物しなかったんだ!(^^)」
「へえ...そう、それはよかったね。...ちなみにいつもはいくつぐらい忘れ物するの?」
「え?毎日5こぐらいかな。」
「ひえー?!」
「ぼく忘れ物クラスで一番多いんだ〜(^^)」
「あのー、毎日5こも忘れてて、大丈夫なの?」
「まあ、なんとか。特に困らないよ。紙もらったり、次の日持って行ったり。」
「はあ、たくましいですね...。毎日元気に楽しく行ってるように見えてたから、全然気にしてなかったわ。」
「うん、ぼくは元気だし、毎日楽しいですよ〜♪」
「そう...。それはよかったです。しかしあなたが忘れ物大王だったとは存知ませんでした...。」
「大王じゃないよ、忘れ物チャンピオンだよ(^^)」
「チャンピオンですか...。」
「うん!ぼくはクラスで一番給食食べるの早いしたくさん食べるし、お手伝いするし、力の大会(友だちとの力比べ遊び)でも一番強いし、そして忘れ物でもチャンピオンなんだ(笑)」
「そうなんだ(笑)...で、忘れ物チャンピオンでいたいの?」
「いや、忘れ物はしない方がいいよ。」
「そうだよね。何かお母さんにできることはある?」
「あ、じゃあ時間割のチェックをしてほしい!今日ひとつしか忘れ物しなくて、すっごくすっきりしたから。」
「わかりました。時間割のチェックってどういう風にすればいいの?」
「ぼくが時間割した後で、一緒に見てほしい。」
「わかった。じゃあ、学校の用意は夜ご飯の後にすぐしてくれる?
 朝とかお風呂の後とかはお母さん色々やることがあってゆっくりチェックできないから。」
「わかった!」


学校のことについてあまり口を出してはいませんでしたが、
私は実態の把握ができていなかったなとちょっと反省しました。
毎日5こ忘れるって、なかなかのことです。
お友だちも忘れ物はするそうですが、「みんなは毎日は忘れないし、まあ3こぐらいかな」ということです。
モズは客観的によく実態を把握しています...。
モズは困ってはいないようですが、忘れ物しているとすっきりしないんですね。
そのことを実感して、忘れ物をしないようにしたいと思うようになってくれて、
そして忘れ物をしない工夫を考えられるようになって、
ほんとうによいことを学んでくれたなと思いました。

私にお手伝いを依頼してくれたのも嬉しかったです。
こうしてひとつずつ、分離した課題から共同の課題を作って、試運転して、見直していきたいと思います。
次の日はひとつも忘れ物をしなかったそうで、たいへん喜んでいました。
きっと一週間も一緒に時間割のチェックをすれば、
その後一人で用意をしても、忘れ物がない日の方が普通になるんじゃないかなと思います。
忘れ物しないチャンピオンという無謀な目標は立てませんけれどもね。

【M.M.2017年11月】

課題の分離と勇気づけ

娘はある習い事をしています。
昨日、その習い事に出かける前に、
 
頭が痛いな~だるいな~疲れちゃったな~
 
と言い始めました。
 
匂わすようなことを言って親がいろいろ気をまわしてくれるということを学んでほしくないので、
 
そうなの~♪ と答え続けていると、
 
とうとう『今日、お休みしようかな・・・』
 
と伝えてくれました。
 
習い事に行くか行かないかは娘の課題です。
 
なので課題の分離をして習い事に行くか、行かないかを娘に完全にお任せすることもできます。
 
パセージテキストに
『子どもの課題は、原則的には子どもに自分の力で解決してもらいましょう。自分の課題を自分で解決できることを<自立>というからです。』(パセージテキスト13-L)
とあります。
 
ですからこのとき、
『体調が悪くてお休みするのね。わかったわ。』
と返事をすることもできました。
 
でも、わたしはこの時、
 
(本当に頭が痛いのかしら?
直前までとても元気に見えたけど・・・。
急に体調が悪くなったのかもしれないけど、もしかしたら単に行くのが億劫になったり気分が乗らないとかも、あるかもしれないな。)
 
と思っていました。そして、
 
(わたしも子どもの時習い事に行くのが億劫なときや、気分が乗らないことがあったこと、覚えがあるな。
なので頭が痛いなどと訴えてその場をやり過ごそうとしたい気持ちはよくよくわかるわ~うんうん!
そしてもちろん急な体調の変化ということもあるだろうから、そうだとしたらちゃんとそのことについて話し合おう)
 
と、自分に陰性感情がないことをしっかり確認できたので、
娘にストレートに聴いてみることに。
 
『さっきまでとても元気に見えたけど、、本当に体調が悪くなっちゃったの? それともやる気が出ないとか、気分の問題かな?』
 
すると娘も素直に、
 
『・・・気分、ですわ・・・』
 
と教えてくれました。
 
だとすると、
 
『やる気が出ない・その気分をどうするか』
 
が今回の娘の課題かな。
 
そこで、その娘の課題についてのわたしの課題を考えてみると、
 
『気分に関わらず、すべきことはしてほしい』
 
が今回のわたしの課題・『学んでほしいこと』のようです
 
そこで、
あくまでもこれは私の課題であって、最終的に決めるのは娘だ。。
と自分に言い聞かせ、共同の課題にすることをお願いすることにしました。
 
『もしよかったら、その気分が、元気になる工夫を一緒に考えたいなって思うんだけど、どうかな? 何かわたしに手伝えること、あるかな?』
 
すると娘はハッと顔をあげて、
 
『ありがとう・・・そうだね、一緒に考えて欲しい。』
(目標の一致が取れました)
 
『うん どうかな、お母さんに何ができるかな?』と聞くと、
 
『出るとき、玄関で、ぎゅーしてほしい』
 
・・・
 
『それから、終わってからお疲れさまってあたまなでてほしい』
 
・・・
 
『お願いできる・・?』
 
できますともーーー♪♪♪
(共同の課題になりました)
 
ついでに『お稽古で何か気がかりなことあるの? それとも気分が乗らないのって今日だけなの?』と聴いてみたら、『今日だけだよ』ということなので、習い事を続けるかやめるかということについては共同の課題にする必要がないみたいでした。
 
娘は元気に習い事に行きました。
 
 
 
課題の分離って、分離するだけでは放任育児になってしまう危険性があります。(しなかったら過保護育児になる危険性が)
 
『今日はお休みする。』
 
と言われて、例えばその時は
 
『あ、そう。あなたの課題だからね。わかったわ。』
 
と従ったとしても、
パセージの目標に向かって、その後に親にできることはありそうに思います。
 
なので、安易に課題の分離だけを育児に取り入れることはお勧めできません。
なにしろそれでは勇気づけの育児はできないのです。
 
パセージを学んでいくと、勇気づけの子育ての中においての『課題の分離』の意味合い・位置づけがだんだんにわかってきます。
わたしも日々手探りですが、だんだんに。。
 
ぜひ、一度パセージを受講して、子どもを勇気づけて育てるというのはどういうことなのか、みんなと一緒に学んでみてはいかがでしょうか。
 
 
【久郷 緑 2017年9月】

自己欺瞞に気がつく

8月の川西アドラー勉強会で、私のエピソードを聴いていただきました。
 
今回面白かったのは、みんなで学んでいる最中に、エピソードの相手役の長男D(小3)が時折隣にやってきて、鋭すぎる発言をしては去って行ったことです。
 
例えば、ロールプレイ後、メンバーさんたちと、
「ひょっとして、Dちゃんはママと遊びたかったのかもしれない。」
「構って欲しいとか?」
「なんか可愛いいね~」とのんきに話しているところで、D登場!

メンバーさん「ねぇ、この時どんな気持ちだった?」
D「マイナス1」
遊びたいんじゃなくて、ガッツリ権力争いやんか~!!

私が、
「学んでほしいことは、『周りの人の事を考えて行動して欲しい』かな」と言うと、
D「そんなんママできんの?」
グサッ!!!
鋭すぎるツッコミ!!!

メンバーさん、
「子どもにちゃんと『お母さん大変だからお手伝いしてね』と言い聞かせてあげたらいいと思う」
D「そういうのがイヤ!!」


エピソードを味わう間もなく、本人のツッコミが入るという新鮮な展開!

それでも、みなさんに適切な側面を教えて頂いたり、
心理的迷惑ではないのかと気がついたり、
何より
「陰性感情(怒りなどのマイナスの気持ち)があるときは、共同の課題にできない」
という基本が再確認できて良かったです。

お願い口調でハッキリと頼もうがどうしようが、マイナスの感情は子どもに伝わってしまうので、日々権力争いをしていたんですね。


家に帰ってからテキストを見直して、

14-R 親の課題を子どもに肩代わりさせない

というページを見つけ、
「そうだ!!自己欺瞞だ!!」と気がつきました。

『周りのことを考えて行動できる人になって欲しい』
なんて、うつくしい口実を作っているけど、本当は、

親の課題(家事)を手伝ってよ

って思ってただけなんです。

それなのに、『周りの事を考えて行動する人になって欲しい』という『うつくしい口実』に騙されて変な野望を持ってしまっていたから、無理が出て、気迫がこもって、
「大変だから手伝ってくれませんか?」って言っただけでも、権力争いになっていたんだと気がつきました。

まず、自分で自分の課題を引き受ける覚悟を決めよう。
家事は私の課題だ!

「手伝いたくない」と思わせているのは、今まで私が子どもをいじめてきた関係の悪さ故なのだから仕方ない!!
ドーンと引き受けよう!!
課題は分離するしかない!!
そう腹が据わりました。

それから、
「周りの事を考えて行動する」ってとっても難しい。
子どもに言われた通り、私自身が出来ていないことです。

それぞれが、それぞれの課題を解決するために努力していく中で、自然と、
「お手伝いしましょうか?」と言い合える関係になれたらと思います。

いずれにせよ、家事に関しては、今までお願いし過ぎたので、本気で『課題の分離』をしてみようと思います。
「お願いせずに一人でやるぞ~!!」
そう決意した夜でしたが・・・

H(幼稚園・年長)「ママ~~!!2階で遊んでよ~~!!駅員さんごっこしてよ~~!!!」
私「今、お掃除してるんだけど・・・う~ん、そうだ、後片付けしながら駅員さんごっこしようか?Hちゃん運転士さんで、ママ駅長」
H「いいよ~!!!」
私「運転士さん、車両の清掃お願いします!!(台ふきを渡す)」
D「ちょっと、ボク運転士やらせてよ!!Hは、車掌!!」(台ふきを奪い取って机をふく)
私「じゃあ、車掌さん、床の点検してもらえますか?」
H「は~い!!」(食べこぼしを拾う)
D「駅長さん、これどこに置けばいいですか?」(食べ残しのあるお皿を運ぶ)
(1歳の次女登場)
私「あ、迷子ですね!アナウンスしましょうか?」
と、何だかんだで楽しく手伝ってくれました。

毎日、駅員さんごっこは面倒だけど、たまにこうしてお手伝いしてもらうのも悪くないなと思ったのでした。
 

【日浦知子 2017年9月1日】 
 

夏休み最終日の宿題

関東は今日まで夏休みのところが多いのではないでしょうか。

我が家も今日まで夏休みでした。

夏休み最終日は、子どもたちが42日分の歯磨きをしたかしないかを色ぬりで書くカレンダーを
42日分一 気に書き上げる姿が見られる我が家です。

一気に色ぬりして、私のところに持ってきて、
「ここ、親から一言 書いといてー」と子どもたち。

娘ちゃんは 
親からすると手間がかかると思う自由研究が今日まで手付かず残っていたので、
どうなることかと思っていたけど、

最終日の今日楽しそうに実験して
「あー楽しかった」と仕上げていました。

なかなか面白くまとまっていて、いい記念だなと思いました。

私の物差しで見ると、
もう少し早めにやって早めに終わらせていただきたい
とか
コツコツ毎日
とか
思ったりするのですが、

じゃあ私は?と自分をみると
提出日に合わせるタイプ
コツコツ毎日とか絶対無理!!
あらー親譲りの我が子たちだったんだわ。

子供の宿題、子供に任せて、困った時はいつでも相談に乗る 体勢でいると、
意外と楽しくスムーズに終わるかもしれませんね。
親の望むペースや出来上がりではないかもしれませんけどね。

明日の準備は

私「明日の準備は一緒に見た方がいい?1人でやりたい?」と、子どもたちに聞くと

小5娘「1人で出来るから大丈夫だよん」

小2息子「一緒に確認してもらってもいい?」


上の子には見守るお手伝いを
下の子には一緒に確認するお手伝いをさせていただきました。

途中 娘に、これもいれた?と、確認したら

「任せて大丈夫っていったじゃん...」と、娘...

ごめんね。ほんとお節介好きなママです。


【小倉知子 2017年8月31日】


本日のかわし

今朝、夫と朝ごはんを食べながらおしゃべりしていて、チベット瞑想のお話になった。 
自分が死ぬ寸前にする「ポワ」という瞑想について、 

「その瞑想をすると、頭頂から魂がすぽーんと抜けて、それを阿弥陀さまがキャッチしてくださるんだって」 

と話して、 

「でも、突然の死とかあるじゃない。交通事故でいきなり死ぬとか。そういうときって、ポワするひまがあるんだろうか?」 

と言うと、夫が、 

「そんなひまないよ。どんな死に方でも、死ぬ寸前に瞑想なんかできないよ」 

と言った。 

ムキッ! 

となった私は、対処行動を繰り出す。 

「いや、ちゃんと練習しておけばできるらしいよ」 

「どうやってそれがわかるの?死んだあとに」 

さらに、ムキムキッ!! 

頭の中の考えは、「あっ、また賢い私におバカなあなたが意見したわね!」だ。 
しかも、これ、権力争いの入り口だぞ!と気づいた。 

自分の冗長性にあきれる。 

さて、これをどうかわすか、一瞬考えた結果、こう答えた。 

「うん、あのね、FAX届くの。あの世から」 

「みゅーって?」 

いいなあ、こういうときの関西人、ちゃんとのってくれる。 

「そうそう、みゅーって。で、しっかり練習したおかげで、ちゃんとポワできました。ありがとうございます!皆さんもがんばってくださいって、書いてあるの」 

夫、たいへん嬉しそうに笑う。 
このあたりで、私は元の冷静な状態に戻った。 

「結局、どう死に建設的に向き合うかって話だよね。実際死んだ後どうなるかは、死んでみないとわからないけど、どう生き、どう死ぬかって話なんだと思うんだ」 

夫、深くうなずく。 

おお~良い会話で終わったぞ。 

本日のかわし、どうやら大成功。 

こうして私のずるがしこい力は、また少し強化されるのであった。


【酒井朋子 2017年5月】

試行錯誤しながら

娘の就寝問題、というのがずっとあった。

娘は小2の秋(一年半ほど前)まで私と布団を並べて寝ていたんだけど、ちょうどその頃『自室が欲しい。ベッドで一人で寝る。』と言い出し、子供部屋を用意した。

小さな和室で布団を並べて寝ると結局夜中に私の場所を占領し、朝になるとまず間違いなく私は端に押しやられていて良質な睡眠をとりたくて困っていた私には大歓迎な話だった。

だけど、一人で寝るのが難しいみたいなのだ。

この一年半、ホントウにあれやこれや試してみた。
話し合いも何度もしたし、妥協案も試してみたつもりだけど、しばらくするとまたうまくいかなくなった。

結局慢性睡眠不足な娘ができあがり、これってもしかして、結末を体験してすんなり自室で寝て欲しいと願う私との壮大な権力争いになっているのかも。と気が付いたのが5日前だった。

その日は地元つくばで自助会があり、私の別件のエピソードを扱って頂いたのだ。

その時、自分の『いつも高すぎる理想をドバっと一気に押し付ける傾向』に大いに気づかされ、おかげでこの就寝問題の権力争いにもようやっと気づくことができたのだった。

そうして帰宅してすぐに、会で扱って頂いた事例についてとともに就寝問題について解決を目指して話し合った。

話し合って、とにかく睡眠時間を確保することで目標の一致を取った。
娘の話を聴き、どうしたらいいか一緒に考えて、一週間のスケジュールを作った。

月曜日と木曜日は私の布団で一緒に寝る。
火・水・金曜日はベッドで寝るけど、寝入るまで私が添い寝する。
土日はひとりで寝る。

この3パターンを作って一週間やってみよう。
そうして来週の火曜日、意見交換の時間を作ってまた今後どうするかを話し合おう。

それで今日は日曜日。
昨日まではうまくいっていた。昨夜はひとりですんなり寝たのだ。

**********************************

だけどさっき、娘が枕と湯たんぽを持って私の布団のところに来た。
(私はお風呂上りに少し具合が悪くなって、早い時間から横になっていた)

娘『今日はここで寝るの。』

私『えー・・・だって、一週間はやってみようって決めたじゃん。お母さんだって頼まれたことはやってるんだから、晴香も決めたことやろうよ。』

ちょっと、陰性感情が湧いた。

娘『だってさみしいんだもん。怖い本読んじゃったし、暗くすると思いだしちゃって。』(ぐずぐず・・)

ちょっと、陰性感情が増した。
娘はからだを突っ伏して、感情を使ってじたばたしだした。私の最も嫌いなパターン。。。
そうだ、パターンがきたと思ったら、いつもと違うことをしてみよう。
それで、

私『う~ん、困ったねぇ。。どうしようかねぇ。。』

と一緒に困ってみた。
その間に私もくるくると小さな脳みそを回転させつつ、感情をクールダウンさせる。

・この子は私がどんな対応をすると、良いことを学ぶかな?
・問題を取り除くのではなく解決を一緒に作り出そう。
・ネバーファイト・ネバーギブイン

なんて言葉が駆け巡っていた。

私の願いは、話し合ったことを大切にする、決めたことを守る、そのために出来ることをする。
でもこの場面で私がどうしたら、娘を勇気づけて娘がそれを学べるか、難しかった。

だから、そのまま聴いてみた。

私『今夜はひとりでねるのが寂しいんだね。本読んで怖くなっちゃったんだ。そうかー。。それはよくわかった。そしたら、こないだ話し合って決めたことどうしようか。どこで寝るか決める前に、寂しいとか怖いのも乗り越えられて、話し合ったことも大切にするアイデアって、何かないかなぁ?』

するとグダグダしていた娘がピタッととまって、目をくるくるさせている。

そして、

娘『・・・・・・明日からは頑張るから今夜はなんとか頼み込む。』

と言った。

一瞬笑いそうになって、でも『あ、それいいかも!』とピンときた。

だから『そうか!じゃあ、明日はお母さんと寝る曜日だったでしょ。だから明日の予定と交換こするっていうのはどう?そしたら、ちょっと予定は前後したけど、決めたことも大事にできるし、今夜どうしても寂しいっていうのも解消できるよね?いいねそれ!どう?』

すると娘はパッと表情を明るくして、嬉しそうに布団にゴロゴロゴロ~と寝転んで・・・・


ムクリと起き上がり、枕と湯たんぽをごそごそと取り出しはじめた。

ん?なんだなんだ。。と見ていると、

『明日になったらきっと、なんで昨日一緒に寝る権利を使っちゃったんだろうって後悔すると思うから、今夜はひとりで寝るわ。おやすみ~お母さん。愛してるよ♪お母さんも、お大事にね。早く寝るんだよ。じゃ、よい夢を!』

と、さっさと、ニコニコと、自室に引き上げていった。



いったい何が起きたんだろうか?
こんな結末は全然予測していなかった。
でも娘はとってもいいことを学んでくれたように思う。なんとなくだけど。

できたことは、就寝問題において自分が完全に権力争いから下りることができたこと。

感情を使ったコミュニケーションに乗っからず、感情を使っている相手を裁かないでいられたこと。

一緒に困ってみたこと。

決めたことに固執せずゆるめたなかで、見通しと現在について子ども自身に考えてもらえるようにしたこと。

そうして考えて決めたことを尊重しようと、自然に思えたこと。



日々の子育てに答えはないから、こうしていつも試行錯誤している。

でも試行錯誤するから、答えがないから、子どもと一緒に私も育っていけるのかもなって思う。

きっと、『一人で寝られない』なんていうのは年齢とともに消えていき、ほっといてもいつか一人で寝るようになるんだと思う。

だけどそこで、娘が困ったことについて話し合ったり、助け合ったりすることを学んでもらえるのはとてもいいことだ。

つくばで整えることができた構えが、こうしてほかのエピソードにも大きく影響している。

仲間のおかげで、小手先だけの対応でない対応が、出来たように思う。

つくづく、パセージの子育ては一人では学べないものだと思ったことでした。

みなさま、いつも本当に、ありがとうございます。



【久郷 緑 2017年2月】

新しい家族

わが家には先月初めに家族が1人増え、大人2人・子ども3人の5人家族になりました。 

上2人は2歳5ヶ月差で、今振り返るとほんとうに大変だったのかほとんどその頃の記憶がないのですが、 
次男くんは私も子育て3回目ということもあり、一つ一つをじっくり観察しながら彼の成長を楽しんでいます。 

新しい家族を迎えるにあたって子どもたちの反応がどんなふうになるのかな?と不安もあり楽しみであったのですが、 
さすがお兄ちゃん歴が長い長男は2度目の下のきょうだいの受け入れで、おとうとくんの誕生を喜んでくれているようです。 
中間子になった長女も彼女なりにたくさんの貢献をしてくれています。 

家族みんなで新しい家族の参加を大歓迎しているのを感じ、私もとても嬉しく思っています。 


実はずーっと長男の行動で気になる行動が多かったのですが、最近の私は長男よりも長女の行動で気になることが増えてきました。 

娘はとにかくずーっと喋っています(ようにみえる)。 
思いついたように無遠慮に話しかけてきます(意見)。 
お兄ちゃんが私に話しかけて話をしていると矢継ぎ早に自分も話題をふってきます(主観)。 

私にとってそれがとってもとっても気になります。頭を休める時間も欲しいし、人に話しかける時は、相手の心の扉をトントンノックすることを学んで欲しいと思っているのです。 

私はずっと話しかけられると、返しをするのに頭をフル稼働させなきゃいけないし、ズカズカと自分のタイミングでこっちに入ってきてほしくないと思っています。 


うーーんどうしたもんかなあ、と思って一歩その視点から下がった生活をしてみると・・・ 

娘が次男くんにしきりに何か話しかけているのがみえてきました。 
例えばーーー、 
「Yくん、おねえちゃんきょうね、よーちえんでおにのおめんつくったんだよ。おにのおめんはね、こわいかおにしちゃいけないんだよ。おにのおめんはね、やさしいかおにしなきゃいけないの。なんでかわかる?おにのかおってこわくてみんなにきらわれてるでしょ、だからやさしいおかおにしてみんなにすきになってもらうんだよ。(・・・うんぬん)」←最後ら辺うろ覚えです。

(朝の一場面) 
(ぬりえを幼稚園の先生が読み聞かせをするふうに持って弟に見せながら) 
「Yくん、おねえちゃんいまぬりえをしてるんだよ。ここはね、まずピンクでぬるの。このこのかみはね、ぴんくなんだよ。ふくはどんないろがいいかなあ?Yくんはなにいろがいいとおもう?おねえちゃんはね、うーんきいろにしようかな(・・・この調子でうんぬん)。」 

こんな調子で暇あればずーーっと弟に話しかけています。次男はお姉ちゃんが話しかけているのをお姉ちゃんの方をむきながらじーーーっときいています。 
次男くんもただ寝ているよりも話しかけられている方がご機嫌だし、きっといろんな刺激になっていろんなことを吸収できるのでプラスに働いていると思います。私もその間に家事ができるので何より私がとっても助かっています! 
私が長女に対して気になるなあと思っている行動は、場面変われば、とっても素敵な行動になっていました。 

人と関わるのがすきな彼女 
お世話好きな彼女 
おしゃべり大好きな彼女 

彼女のストレンクスが、弟くんの誕生によって活かされています。 
人の強み弱みは表裏一体というけれど、それをまじまじと感じている今日この頃です。 


毎日の生活は家族の協力なしにはもはや成り立ちません(涙)他にも協力している場面がたくさんあるし、長男も彼の力を活かしながら協力してくれていますが、長くなったのでその話はまた今度にしたいと思います(笑) 

3人目の子育ては、みんなとひっくるめて、これまで以上にとっても楽しいことが増えました。

【池野麻矢 2017年1月】